Roche®ライフサイエンス製品
ブレイクスルーは、生物学的過程の探究と鋭い洞察によってもたらされるだけでなく、現在利用可能な分子ツールによっても推進されます。研究を進めるにあたり、多くの場合、ゲノミクス、プロテオミクス、および細胞解析を利用した多角的なアプローチが採用されます。お客様の次の発見を実現するために、Roche社の生化学試薬の全ポートフォリオとともに、広範囲にわたる同社のqPCRおよび核酸精製製品を独占的に提供します。共にイノベーションを起こすという精神を通じて、ロシュとのパートナーシップには、シームレスなエクスペリエンスと高度な分子ツールの世界クラスのスイートを真に提供するために、当社の豊富な遺産と継続的な製品品質の卓越性への意欲が組み合わされています。Roche社とのユニークなコラボレーションの詳細については、Roche社との販売契約に関するFAQのページをご覧ください。
主要製品紹介
PCR分野の先駆者であり現在のリーダーでもあるRoche社の核酸精製、PCR、およびqPCR製品は、お客様の研究が開始時点から有効であることを保証します。また、DNAトランスフェクション、細胞単離、および機能解析のための試薬一式とタンパク質プロテアーゼ・ホスファターゼインヒビターは、遺伝子およびタンパク質発現のワークフロー全体のエンドツーエンドソリューションとなります。私たちの包括的な製品をご検討ください。私たちがお客様を次の発見へと導きます。
ゲノミクス研究 – PCR・qPCR・RT-PCR・RT-qPCR・DIG-標識試薬・プロトコル
ほぼすべての分子生物学ラボにおける基本技術であるポリメラーゼ連鎖反応(PCR)は、DNAの特定の断片を数桁のオーダーで増幅するための、簡便で手頃な価格の方法です。私たちの専用キットは、さまざまなPCRアプリケーションに最適化されています。ホットスタートPCR試薬FastStart™ Taq DNAポリメラーゼにより、室温PCR反応セットアップが可能であり、自動セットアップにも対応します。
DNA抽出・増幅のためのKapa Biosystems社PCR製品(日本国内取扱いなし)、またはSYBR® Green試薬を利用したKapaのqPCR/qRT-PCR製品(日本国内取扱いなし)のいずれが必要な場合でも、私たちはお客様のPCRニーズに対応いたします。SYBR® GreenベースのqPCR試薬は、二本鎖DNA分子に結合する蛍光色素を用いて、増幅されたDNA量を定量するためのものです。プローブベースのqPCR試薬、例えばFastStart™ユニバーサルプローブマスター(ROX)などは、ROXで標準化されたすべてのリアルタイムPCR装置に適しています。RT-PCR/qRT-PCRアプリケーションについては、トランスクリプターワンステップRT-PCRキットが、RNAの迅速・高感度・高特異度のエンドポイントRT-PCR解析用に設計されています。さらなる核酸標識アプリケーションにも、メンブレンハイブリダイゼーションやin situハイブリダイゼーションのニーズに合わせたDIGシステムで直ちに対応します。
プロテオミクス解析 – タンパク質安定化試薬・プロトコル
分解や凝集はタンパク質の全体構造と機能性に負の影響を及ぼすおそれがあるため、目的のタンパク質からこれらの因子を避けることが不可欠です。これは、バッファーや溶液にプロテアーゼおよびホスファターゼインヒビターを添加することによって実現できます。Roche社の広く引用されるcOmplete™/PhosSTOP®プロテアーゼ・ホスファターゼインヒビターは、それぞれ幅広いプロテアーゼ・ホスファターゼを阻害する、使いやすく柔軟な錠剤ベースの製剤です。cOmplete™プロテアーゼインヒビターカクテルでは、水溶性錠剤それぞれに、メタロプロテアーゼ、セリン、およびシステインの幅広いプロテアーゼインヒビターの混合物が含まれており、ほぼすべての組織と細胞から単離されたタンパク質を確実に保護できます。さらに、PhosSTOP®ホスファターゼインヒビターカクテル錠は、酸、アルカリホスファターゼインヒビター、セリン/スレオニンホスファターゼインヒビター、およびチロシンプロテインホスファターゼインヒビターの独自の混合物を含有する、速溶解性水溶性製剤です。
細胞研究 – 細胞機能・細胞単離・トランスフェクションの試薬・プロトコル
真核細胞へのDNAまたはRNA導入に関わるトランスフェクションは、遺伝子発現の研究や調節に広く用いられる手法です。高い導入効率、使いやすさ、再現性を提供するために作られたX-tremeGENE®トランスフェクション試薬は、遺伝子発現をノックダウンするトランスフェクション試薬、siRNA試薬のいずれについても、生存細胞を増加させ、より生理学的に意味のある結果をもたらします。不均一な細胞集団からのデータ生成に多くの手法が使用されていますが、個々の細胞サブタイプを分けて解析するほうが、多くの情報を得られることがあります。コラゲナーゼおよびLiberase™研究グレード酵素は、幅広い細胞型および組織型での使用に適しています。また、細胞機能を理解することで、細胞の健康を評価するための情報や、候補薬剤が細胞傷害性を有するかどうかを示唆する情報も多く得ることができます。Roche社の生化学試薬ポートフォリオには、細胞増殖および細胞死の測定に最適化されたELISAキットが含まれています。
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