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Merck

PHOSS-RO

Roche

PhosSTOP

sufficient for 10 10mL buffer preparations, sufficient for 20 10mL buffer preparations, suitable for tissue processing, suitable for immunoprecipitation (IP)

別名:

ホスファターゼ用阻害剤タブレット, ホスファターゼ阻害剤タブレット

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About This Item

UNSPSCコード:
12352204
NACRES:
NA.28

形状

tablet

使用法

sufficient for 10 10mL buffer preparations
sufficient for 20 10mL buffer preparations

包装

pkg of 10 tablets (04906845001)
pkg of 20 tablets (04906837001)

メーカー/製品名

Roche

テクニック

immunoprecipitation (IP): suitable
tissue processing: suitable

溶解性

aqueous buffer: soluble

保管温度

2-8°C

詳細

PhosSTOP タブレットは、ホスファターゼ阻害剤を独自にブレンドしたものであり、ホルマリンを含むバッファー(ホルマリン固定用)などの水溶液(バッファー)に素早く溶ける、すぐに使用できるタブレットとして作成されています。

特異性

タンパク質を脱リン酸化から保護します。本タブレットは、細菌、哺乳類、酵母、および植物抽出物中の、酸性およびアルカリ性ホスファターゼに加え、セリン/スレオニン(PP1、PP2A、および PP2B)、およびチロシンタンパク質ホスファターゼ(PTP)を阻害します。

アプリケーション

PhosSTOP は、タンパク質抽出物を脱リン酸化から保護します。本タブレットは、細菌、昆虫、哺乳類、酵母、および植物抽出物中の、酸性およびアルカリ性ホスファターゼなど幅広いスペクトルのホスファターゼに加え、セリン/スレオニン(PP1、PP2A、および PP2B)、二重特異性ホスファターゼ、およびチロシンタンパク質ホスファターゼ(PTP)を阻害します。PhosSTOP タブレットは、リン酸化タンパク質の精製および検出に適しています。また、ホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)組織切片における脱リン酸化の阻害にも使用されます。
PhosSTOP タブレットは、タンパク質を脱リン酸化とプロテアーゼ消化から同時に保護するために、cOmplete プロテアーゼ阻害剤カクテルタブレットと組み合わせて使用することができます。両阻害剤タブレットは、併用時でもその活性を維持します。
PhosSTOP 阻害剤は、タンパク定量における効果が評価されています。本製品による阻害は、BCA 法やブラッドフォード法によるタンパク質定量に、ほとんど影響を及ぼしません。
PhosSTOPは、以下の成分として使用されています:
  • タンパク質上清を得るための凍結マウス組織を溶解する溶解バッファー
  • 骨由来マクロファージの溶解
  • 細胞溶解および免疫沈降のための核抽出バッファー

特徴および利点

非毒性の PhosSTOP ホスファターゼ阻害剤カクテルタブレットが、幅広いサンプル(例、哺乳類、植物、酵母、および細菌)にわたる、幅広いスペクトルのホスファターゼの、即時的、効果的、および簡便な阻害を提供します。PhosSTOP タブレットは、ホスファターゼ阻害剤を独自にブレンドしたものであり、水に素早く溶ける、すぐに使用できるタブレットとして作成されています。

  • 徹底的な保護:酸性およびアルカリ性ホスファターゼに加え、セリン/スレオニン(PP1、PP2A、および PP2B)、およびチロシンタンパク質ホスファターゼを阻害します。
  • 安全:非毒性の PhosSTOP タブレットは水溶液に溶解し、有機溶媒(DMSO など)は避けてください。
  • ホルマリン固定に適合:組織学切片中のタンパク質のリン酸化状態を維持します。
  • 便利:正しいホスファターゼ阻害剤を調べるための無駄な時間を削減。
  • 簡単:すぐに溶解するタブレットをバッファーに加えるだけ。
  • 安定性:ストック溶液は、2 ~ 8°Cで 1ヶ月、-15 ~ -25°Cで最低でも 6 ヶ月保管できます。

ホスファターゼとプロテアーゼの両方を阻害する、包括的なタンパク質の保護には、PhosSTOP と cOmplete または cOmplete ULTRA プロテアーゼ阻害剤タブレットを併用してください。

調製ノート

使用濃度:1 タブレット/10 mL 細胞抽出溶またはバッファー
使用液:蒸留水または水系バッファー(ホルマリン含有バッファーを含む)での使用をお勧めします。
水系バッファー10 mL 当たり1 タブレットを溶解してください。別の方法としては、1 mL の蒸留水または 100 mM リン酸バッファー pH 7.0 を使用して 10倍のストック溶液を調製します。より高濃度(20倍など)のストック溶液が調製できます。
保管条件(使用液):2 ~ 8°C

その他情報

ライフサイエンス研究のみに使用できます。診断には使用できません。

法的情報

PhosSTOP is a trademark of Roche

ピクトグラム

Exclamation mark

シグナルワード

Warning

危険有害性情報

危険有害性の分類

Acute Tox. 4 Oral

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

does not flash

引火点(℃)

does not flash


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

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資料

Get maximum protection after protein isolation by using protease and phosphatase inhibitor cocktail tablets from Roche.

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