MSSAFE

Protease and Phosphatase Inhibitor Cocktail

MS-SAFE, powder, Protease inhibitors: serine, cysteine and aspartic proteases and metalloproteases. Phosphatase inhibitors: tyrosine, serine/threonine, acid and alkaline phosphatases.

• 別名: 質量分析用プロテアーゼおよびホスファターゼ阻害剤カクテル
• UNSPSCコード: 12352200
• NACRES: NA.77

特性

• 製品名: 質量分析用プロテアーゼおよびホスファターゼ阻害剤,
• 詳細: for use with mammalian cell and tissue extract, lyophilized powder
• 品質水準: 200
• フォーム: powder
• 溶解性: water: 0.1 g/mL, clear, colorless
• 保管温度: 2-8°C

詳細

詳細

質量分析（MS）に適合したプロテアーゼおよびホスファターゼ阻害剤カクテルであり、以下の幅広い阻害特異性を示します：

• セリン、システインおよびアスパラギン酸プロテアーゼ、およびメタロプロテアーゼ
• チロシン、セリン／スレオニン、酸性およびアルカリ性ホスファターゼ

全ての阻害剤および賦形剤は、LC-MSを妨害しないものを選択しています。全ての阻害剤が、タンパク質を共有結合的、不可逆的に修飾しません。本カクテルはEDTAを含みません。全ての阻害剤は、Hisタグタンパク質の精製やユニークなリン酸化ペプチド濃縮などに使用する固定化金属アフィニティクロマトグラフィー（IMAC）などの、簡便なダウンストリームのサンプル処理が可能となるように選択されています。

特異性

プロテアーゼ阻害剤：セリン、システインおよびアスパラギン酸プロテアーゼ、およびメタロプロテアーゼ
ホスファターゼ阻害剤：チロシン、セリン／スレオニン、酸性およびアルカリ性ホスファターゼ

アプリケーション

MS-SAFE Protease and Phosphatase Inhibitor（MS-SAFEプロテアーゼおよびホスファターゼ阻害剤）は、リボソームタンパク質S6キナーゼ（S6K）活性の測定に使用されています。

哺乳類細胞ライセートや肝組織抽出物によって試験済みです。質量分析法によって解析するサンプルでの使用が可能です。

特徴および利点

質量分析のための包括的なプロテアーゼおよびホスファターゼ阻害薬のカクテル

Hisタグ付きタンパク質精製やホスホペプチド濃縮などの下流のサンプル処理に適合

タンパク質活性の正確な測定およびリン酸化部位の特定が可能

構成

プロテアーゼ阻害剤：

• 塩酸べスタチン
• ロイペプチン
• ホスホラミドン二ナトリウム塩
• ぺプスタチンA
• エラスタチナール
• アプロチニン
• メシル酸ナファモスタット
• アンチパイン

ホスファターゼ阻害剤

• オカダ酸
• フッ化ナトリウム
• オルトバナジウム酸ナトリウム
• シュウ酸ブロモテトラミゾール

賦形剤

• β-ラクトース
• DL-ロイシン

数量

1バイアルは、水または抽出／溶解バッファーを使用して、20 mLの1×阻害剤カクテル使用溶液が作成できます。あるいは、2 mLの水または抽出／溶解バッファーを加えることで、10×濃縮溶液が作成できます。この10×溶液は、1×使用溶液が必要な場合に、抽出／溶解バッファーで10倍希釈できます。

物理的形状

水溶性の凍結乾燥粉末

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H302,H315,H319
• 注意書き: P264 - P270 - P280 - P301 + P312 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Oral - Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable