コンテンツへスキップ
Merck
すべての画像(3)

資料

11836170001

Roche

cOmplete™、ミニ、EDTA フリー、プロテアーゼ阻害剤カクテル

Protease Inhibitor Cocktail Tablets provided in a glass vial, Tablets provided in a glass vial

別名:

rocheプロテアーゼ阻害剤, プロテアーゼ阻害剤, プロテアーゼ阻害剤カクテル

ログイン組織・契約価格を表示する
すべての画像(3)

About This Item

UNSPSCコード:
12352200

形状

tablet

使用法

sufficient for 25 10mL extraction solution preparations

包装

vial of 25 tablets

メーカー／製品名

Roche

テクニック

inhibition assay: suitable

溶解性

aqueous buffer: soluble

保管温度

2-8°C

関連するカテゴリー

詳細

cOmplete、ミニ、EDTAフリープロテアーゼ阻害剤タブレットは、幅広い種類のセリンプロテアーゼおよびシステインプロテアーゼを阻害します。他のcOmpleteタブレットと違い、EDTAを含まないため、金属依存性タンパク質の安定性と機能に影響を及ぼしません。IMAC（固定化金属イオンアフィニティクロマトグラフィー）によるポリHisタグ付き融合タンパク質のアフィニティ精製にも使用できます（透析の必要はありません）。
組成が最適化されたタブレットは、セリンプロテアーゼおよびシステインプロテアーゼに対して優れた阻害効果を示し、動物組織、植物、酵母、および細菌などから分離したタンパク質の保護に適しています。cOmplete、ミニ、EDTAフリータブレットは、不可逆的および可逆的なプロテアーゼ阻害剤の両方を含んでいます。メタロプロテアーゼおよびアスパラギン酸プロテアーゼは阻害されません。

cOmplete、ミニ、EDTAフリータブレットは、cOmplete、ミニ、タブレットと同等ですが、EDTAや他のキレート剤（例えばEGTAなど）が含まれていない点だけが異なります。

特異性

セリンプロテアーゼおよびシステインプロテアーゼは阻害しますが、メタロプロテアーゼは阻害しません。

アプリケーション

cOmplete™、Mini、EDTA-freeプロテアーゼ阻害剤カクテルは、以下の成分として使用されています：
  • クロマチンおよびRNA免疫沈降のための前立腺がん細胞株由来核溶解物調製用の再懸濁バッファー
  • ウエスタンブロット法のためのニューロスフェア由来タンパク質抽出用の再懸濁バッファー
  • ラット左心室サンプル由来タンパク質抽出用の均質化バッファーおよびヒト胎児由来腎細胞293（HEK293）のための免疫沈降バッファー

cOmplete™、Mini、EDTA-freeプロテアーゼ阻害剤カクテルは、細菌・酵母・植物・動物細胞抽出物中のセリンプロテアーゼおよびシステインプロテアーゼの阻害に使用されています。
cOmplete、Mini、EDTA-free錠は、EDTAがタンパク質（<584/>例<585/>：金属含有タンパク質）の安定性を妨げる可能性がある小容量（最大10 mL）で、またはその後のアッセイで、タンパク質分解活性を阻害させるために使用されます。EDTAはIMAC（固定化金属イオンアフィニティークロマトグラフィー）に干渉するため、cOmplete、Mini、EDTA-freeがポリ-Hisタグ融合タンパク質の分離プロセスで優先的に使用されます。
大容量（最大50 mL）でタンパク質分解活性を阻害する必要がある場合、cOmplete、EDTA-freeの使用を推奨します。

特徴および利点

使用するタンパク質を様々な種類のプロテアーゼから保護するために、cOmpleteミニプロテアーゼ阻害剤タブレットを使用してください。阻害していないプロテアーゼ活性は、数日かけて分離したタンパク質を、わずか数分で分解してしまいます。これらの便利な水溶性タブレットは、動物、植物、酵母、および細菌を含むほとんどの細胞タイプに由来するタンパク質分解活性を阻害するプロテアーゼ阻害剤ブレンドを含みます。秤量や測定は不要で、一貫した結果を確かなものにします。

  • 使いやすい：すぐに溶解するタブレットをバッファーに加えるだけ。
  • 安全性：非毒性の阻害剤を使用しているため、ユーザーや周囲の方へのリスクはありません。
  • 完璧な保護：幅広いプロテアーゼから、直ちにタンパク質を守ります。
  • 柔軟性：動物、植物、酵母、細菌、あるいは真菌を含めたあらゆる組織または細胞からの抽出物中のタンパク質を保護するために使用できます。

構成

複数のプロテアーゼ阻害剤の独自の混合物です。

品質

膵臓の抽出液で性能を検証しています。

物理的形状

ガラス容器に入ったタブレットです。

調製ノート

使用濃度：1タブレット/10 mL抽出溶液
使用液：使用液の調製

1つのcOmpleteミニ、EDTAフリータブレットは、抽出液10 mLのタンパク質分解活性の阻害に使用できます。極めて高いタンパク質分解活性がある場合は、1つのタブレットを7 mLの抽出バッファーに使用してください。タブレットは、抽出液に直接添加できます。ストック溶液（7倍濃度）を調製することもできます。

ストック溶液（7倍濃度）

1つのcOmplete、ミニ、EDTAフリータブレットを、1.5 mLの蒸留水または100 mMリン酸バッファーpH 7.0に溶解します。
保管条件（使用液）：ストック溶液は、2～8°Cで1～2週間、-15～-25°Cで12週間以上保存できます。

再構成

水系のバッファーに可溶、または抽出溶媒に直接添加できます。別の方法としては、1.5 mLの水または100 mMリン酸バッファーpH 7.0を使用して7倍のストック溶液を調製します。ストック溶液は、2～8°Cで1～2週間、-15～-25°Cで12週間以上安定です。チオールを含む溶液中で、15～25°Cで使用できます。

その他情報

2024 CiteAb Award Winner for Supplier Succeeding in Parkinson′s Research

法的情報

cOmplete is a trademark of Roche

よく一緒に購入される製品

製品番号
詳細
価格

ピクトグラム

Exclamation mark
GHS07

シグナルワード

Warning

危険有害性情報

H315 - H319

危険有害性の分類

Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 2

引火点(°F)

does not flash

引火点(℃)

does not flash

試験成績書（COA）

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書（COA） を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

以前この製品を購入いただいたことがある場合

文書ライブラリで、最近購入した製品の文書を検索できます。

文書ライブラリにアクセスする

Risk SNP-mediated promoter-enhancer switching drives prostate cancer through lncRNA PCAT19
Hua JT, et al.
Cell, 174(3), 564-575 (2018)
Patrick R Punch et al.
Glycobiology, 30(7), 446-453 (2020-01-04)
High-dose irradiation poses extreme risk of mortality from acute damage to the hematopoietic compartment and gastrointestinal tract. While bone marrow transplantation can reestablish the hematopoietic compartment, a more imminent risk of death is posed by gastrointestinal acute radiation syndrome (GI-ARS)
Da Eun Kwak et al.
PloS one, 15(1), e0227618-e0227618 (2020-01-11)
Alzheimer's disease (AD) is an ageing-related neurodegenerative disease characterized and diagnosed by deposition of insoluble amyloid-β (Aβ) plaques in the brain. The plaque accumulation in the brain directly affects reduced levels of Aβ in cerebrospinal fluid (CSF) and blood, as
Junwei Zeng et al.
Nature communications, 11(1), 3990-3990 (2020-08-12)
The molecular mechanisms regulating lymphocyte homing into lymph nodes are only partly understood. Here, we report that B cell-specific deletion of the X-linked gene, Cosmc, and the consequent decrease of protein O-glycosylation, induces developmental blocks of mouse B cells. After
Donald B Jump
Methods in molecular biology (Clifton, N.J.), 579, 375-389 (2009-09-19)
Very long chain fatty acids confer functional diversity on cells by variations in their chain length and degree of unsaturation. Microsomal fatty acid elongation represents the major pathway for determining the chain length of saturated, monounsaturated, and polyunsaturated fatty acids
関連する文献をすべて表示

資料

Roche Protein Stabilization Reagents

Get maximum protection after protein isolation by using protease and phosphatase inhibitor cocktail tablets from Roche.

関連コンテンツ

Lysis & Protein Extraction

An overview of cell lysis and protein extraction methods including detergent solubilization, freeze-thaw lysis, osmotic shock, sonication, enzymatic cell lysis, and mechanical disruption techniques such as Dounce, Polytron, and mortar and pestle homogenization.

溶解・タンパク質抽出

界面活性剤可溶化、凍結融解溶解、浸透圧ショック、超音波処理、酵素細胞溶解、および、機械的破砕技術（ダウンス、ポリトロン、乳鉢と乳棒によるホモジナイズなど）を含む細胞溶解とタンパク質抽出法の概要。

Lysis & Protein Extraction

An overview of cell lysis and protein extraction methods including detergent solubilization, freeze-thaw lysis, osmotic shock, sonication, enzymatic cell lysis, and mechanical disruption techniques such as Dounce, Polytron, and mortar and pestle homogenization.

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

製品に関するお問い合わせはこちら（テクニカルサービス）