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Merck

E8140

Sigma-Aldrich

エラスターゼ ヒト白血球由来

lyophilized powder, ≥50 units/mg protein (Bradford)

別名:

リソソームエラスターゼ

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About This Item

CAS番号:
Enzyme Commission number:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352204
NACRES:
NA.54

由来生物

human leucocytes

品質水準

形状

lyophilized powder

比活性

≥50 units/mg protein (Bradford)

分子量

29 kDa

UniProtアクセッション番号

輸送温度

dry ice

保管温度

−20°C

遺伝子情報

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詳細

エラスターゼはタンパク質分解酵素です。エラスターゼはペプチジルペプチドヒドロラーゼというサブグループのメンバーです。動脈の主要な解剖学的構成要素です。主に、さまざまな鳥類および哺乳類の膵臓および膵液に見られます。ヒトの血清、顆粒球および赤血球にも存在します。

アプリケーション

ヒト白血球由来エラスターゼは、次の用途で使用されています。
  • 血清エラスターゼ活性を測定するため
  • フィブロネクチンおよび唾液腺のタンパク質消化に
  • 好中球エラスターゼ(NE)活性アッセイに
  • E-カドヘリンの無細胞NE消化
  • スクラッチアッセイ
  • Nle3-アンジオテンシン(1-7)のフラグメントが皮膚モデルで治癒を加速するかを評価する研究に
エラスターゼは、フィブロネクチンの消化に使用されています。その結果と、未精製ヒト白血球ホモジネートによるフィブロネクチン消化との比較が行われ、Sjögren症候群患者の唾液中にフィブロネクチンペプチドが存在するかが評価されました。′細胞ライセート中のエラスターゼ活性を測定する標準物質として使用されています。この研究では、培養芽細胞の凝血原および線溶活性に対する全トランス型レチノイン酸の作用が調べられました。これらの芽細胞は、急性前骨髄性白血病患者に由来するものでした。

生物化学的/生理学的作用

エラスターゼ酵素は、タンパク質分解プロセスの助けを借りて、不溶性のエラスチン線維から可溶性ペプチドを放出させることができます。アデノシン三リン酸(ATP)の助けを借りて軸糸の崩壊を促進できます。膵臓エラスターゼとは異なり、白血球酵素はバリンのカルボキシル側を選択的に切断しますが、これよりも少ないもののアラニン後の位置でも切断します。天然基質としてはエラスチン、軟骨プロテオグリカン、コラーゲンタイプI、II、IIIおよびIV、ならびにフィブロネクチンがあります。

物性

白血球エラスタ-ゼは、プロテイナ-ゼS1ファミリ-に属する分子量29 kDaのセリンエンドプロテア-ゼです。4個のジスルフィド結合を有する、238個のアミノ酸からなる1本鎖ペプチドとして存在しています。白血球エラスタ-ゼには2種類または3種類のN結合型グリカンが含まれ、その組み合わせによって大きく3種類のアイソフォ-ムに分かれています。
等電点:pI=8.77~9.55

単位の定義

1ユニットは、pH 6.5、37°C、1秒間に、1 nmolのp-ニトロフェノールをBOC-L-アラニンp-ニトロフェニルエステルから遊離させる酵素量です。

物理的形状

0.05 M酢酸ナトリウム(pH 5.5)および0.6 M NaClからの凍結乾燥

保管分類コード

13 - Non Combustible Solids

WGK

WGK 1

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

E8140-BULK:
E8140-VAR:
E8140-BULK-N:
E8140-1UN-PW:
E8140-VAR-N:
E8140-PH:
E8140-1UN:
E8140PROC:


試験成績書(COA)

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