C4428

カテプシンG ヒト白血球由来

lyophilized powder, ≥60 units/mg protein (Bradford)

• CAS番号: 107200-92-0
• Enzyme Commission number: 3.4.21.20 (BRENDA, IUBMB)
• MDL番号: MFCD00130750
• UNSPSCコード: 12352200
• NACRES: NA.32

特性

• 由来生物: human leucocytes
• 品質水準: 200
• フォーム: lyophilized powder
• 比活性: ≥60 units/mg protein (Bradford)
• 分子量: 23-30 kDa
• UniProtアクセッション番号: P08311
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C
• 遺伝子情報: human ... CTSG(1511)

詳細

詳細

ヒト白血球由来カテプシンGは、好中性顆粒球により分泌される中性プロテアーゼです。セリンプロテアーゼファミリーに属します。カテプシンGは糖タンパク質であり、1%の炭化水素を含有します。遺伝子はヒト染色体（14q12）に位置してます。

アプリケーション

ヒト白血球由来カテプシンGは、プロテアーゼ感受性を測定するために使用されてきました。また、樹状細胞やマクロファージの刺激や染色のためにも使用されてきました。

生物化学的／生理学的作用

カテプシンGはアポト-シス誘導活性を有しており、in vitroでカスパ-ゼを活性化します。

ヒト白血球由来カテプシンGは、エラスチン、コラーゲン、フィブリノーゲン、および免疫グロブリンなど、さまざまなタンパク質を分解します。筋肉異化に関与している可能性があります。カテプシンGは、タンパク質ホルモンの活性化や不活性化、および血漿プロテアーゼ阻害剤の不活性化に関与しています。サイトカイン骨格を変化させ、血管内皮細胞の透過性を強化し、炎症細胞の走化性（ケモタキシス）を増強します。 カテプシンGは、自己免疫およびがんに関連しています。キモトリプシンやトリプシンに似た活性を発揮します。カテプシンGは、好中球のエフェクター機能を調節します。

単位の定義

1ユニットは、pH 7.5、37°Cで1秒あたりN-スクシニル-Ala-Ala-Pro-Phe p-ニトロアニリドから1 nmolのp-ニトロアニリンを遊離させる量です。

物理的形状

凍結乾燥品 (0.5Mピリジニウム酢酸, pH 5.3)。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable