SML0044

Tubastatin A 塩酸塩

≥98% (HPLC)

• 別名: N-ヒドロキシ-4-(2-メチル-1,2,3,4-テトラヒドロ-ピリド[4,3-b]インドール-5-イルメチル)ベンズアミド ヒドロクロリエド; N-ヒドロキシ-4-((2-メチル-3,4-ジヒドロ-1H-ピリド[4,3-b]-インドール-5(2H)-イル)メチル)ベンズアミド 塩酸塩
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₀H₂₁N₃O₂·HCl
• CAS番号: 1310693-92-5
• 分子量: 371.86
• MDL番号: MFCD20488052
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 329825114
• NACRES: NA.77

特性

• 品質水準: 100
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• フォーム: powder
• 保管条件: desiccated
• 色: white to tan
• 溶解性: DMSO: ≥10 mg/mL
• 輸送温度: wet ice
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: O=C(NO)C1=CC=C(CN2C3=C(C=CC=C3)C4=C2CCN(C)C4)C=C1.Cl
• InChI: 1S/C20H21N3O2.ClH/c1-22-11-10-19-17(13-22)16-4-2-3-5-18(16)23(19)12-14-6-8-15(9-7-14)20(24)21-25;/h2-9,25H,10-13H2,1H3,(H,21,24);1H
• InChI Key: LJTSJTWIMOGKRJ-UHFFFAOYSA-N

詳細

アプリケーション

ツバスタチンAは、HDAC6媒介性細胞シグナル伝達の研究で用いられる可能性があります。

生物化学的／生理学的作用

ツバスタチンAは、HDAC6に極めて選択的に作用するインヒビターです。IC₅₀値は4 nMであり、他のHDAC分子と比べてHDAC6に対する選択性は100～1,000倍に及びます。

ツバスタチンAは、ミトコンドリアの総数を増やし、DRGニューロン中の移動するミトコンドリアの数を回復させます。シャルコー・マリー・ツース病のマウスモデルで末梢ニューロンにおける軸索喪失を元に戻します。 ツバスタチンAは、マウス筋芽細胞におけるα-チューブリンの脱アセチル化を阻害します。

ツバスタチンA塩酸塩は、極めて選択的なHDAC6インヒビターです。

特徴および利点

この化合物は遺伝子制御研究用の注目商品です。ここをクリックしてその他の主な遺伝子制御研究用製品をご覧ください。その他の研究領域で使用される生理活性小分子についての詳細は、こちらをご覧ください：sigma.com/discover-bsm。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable