H8891

ヘパリナーゼIII from Flavobacterium heparinum

Lyophilized powder stabilized with approx. 25% (w/w) bovine serum albumin, ≥30 units/mg protein (enzyme + BSA)

• 別名: ヘパリチナーゼ from Flavobacterium heparinum, ヘパリチナーゼI, ヘパリンリアーゼIII
• CAS番号: 37290-86-1
• Enzyme Commission number: 4.2.2.8 (BRENDA, IUBMB)
• MDL番号: MFCD00131319
• UNSPSCコード: 12352204
• NACRES: NA.54

特性

• 由来生物: bacterial (Flavobacterium heparinum)
• 品質水準: 200
• 結合体: conjugate (Glucosaminoglycan)
• フォーム: lyophilized powder
• 比活性: ≥30 units/mg protein (enzyme + BSA)
• 分子量: 70.8 kDa
• アプリケーション: diagnostic assay manufacturing
• 保管温度: −20°C

詳細

アプリケーション

フラボバクテリウムヘパリナム由来のヘパリナーゼIIIは、特定のGAGを切断するために使用されています。また、抗-aFGF（酸性線維芽細胞増殖因子）抗体と反応するタンパク質の電気泳動移動度に対するその作用を研究するために使用されています。

生物化学的／生理学的作用

ヘパリナーゼIIIは、新生血管のin vivo形成を抑止し、ヘパリン硫酸をH_NY-IおよびH_NY,6X-G²結合で特異的に分解します。ヘパリナーゼIIIは、他のヘパリナーゼとは異なりアミノ酸システインを含まず、触媒作用を引き起こす13ヒスチジン残基を含みます。この酵素は、ヘパリンや低分子量ヘパリンに対しては作用しません。

主にヘパリン硫酸プロテオグリカンを基質として認識するヘパリン分解リア-ゼです。

単位の定義

1単位で、pH 7.5、25℃において1時間当たり0.1 μmolの不飽和ウロン酸が生成されます。1国際単位（I.U.）は約600σ単位と等価です。包装サイズはσ単位で示されます。

その他情報

より詳細な情報につきましては、www.sigma-aldrich.com/enzymeexplorerの「enzymes for complex carbohydrate analysis」をご覧ください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H334
• 注意書き: P261 - P284 - P501
• 危険有害性の分類: Resp. Sens. 1
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)