H6512

ヘパリナーゼII from Flavobacterium heparinum

Lyophilized powder stabilized with approx. 25% bovine serum albumin, lyophilized powder, ≥100 units/mg protein (enzyme + BSA)

• 別名: ヘパリンリアーゼII
• CAS番号: 149371-12-0
• MDL番号: MFCD00131319
• UNSPSCコード: 12352204
• NACRES: NA.54

特性

• 由来生物: bacterial (Flavobacterium heparinum)
• 品質水準: 200
• 結合体: conjugate (Glucosaminoglycan)
• 形状: lyophilized powder
• 比活性: ≥100 units/mg protein (enzyme + BSA)
• 分子量: 84.1 kDa
• 保管温度: −20°C

詳細

詳細

ヘパリナーゼIIは、Flavobacterium heparinum（別名 Pedobacter heparinus1）の3つの主なヘパリン分解酵素の1つです。多糖リアーゼファミリーPL21に属しています。

アプリケーション

Flavobacterium heparinum 由来のヘパリナーゼIIは、次のように使用されています：

• エクソーム単離でのヘパリン硫酸の消化のため
• 脊索細胞用馴化培地（NCCM）中のグリコサミノグリカン類の含有量を調べるためのNCCM中のヘパリン硫酸の消化のため
• 細胞表面のグリカンプロセシングにおける消化バッファーの成分として
• 293ͰT/ACE2 細胞表面上のヘパリン硫酸を除去し、偽ウイルスの感染性に対するヒストンの影響を調べるためのヘパリンリアーゼ（HSase）ミックスの成分として

生物化学的／生理学的作用

ヘパリナーゼIIは、ヘキソサミンとウロン酸残基（グルクロン酸とイズロン酸の両方）との間のα (1-4) 結合でヘパラン硫酸を切断し、それよりも少ないレベルでヘパリンも切断し（相対活性は約2:1）、主に二糖が得られます。ヘパリナーゼIIは、3種類のヘパリナーゼのうち最も広い基質特異性を持ちます。ヘパリナーゼ酵素は、基質の複雑な構造を解読する役に立ちます。ヘパリンは、PCRとRNAの逆転写においてDNAの転写を妨げます。ヘパリナーゼIIは、ゲノムDNAのダウンストリーム解析のためにヘパリンを除去するために使用されています。

単位の定義

1ユニットは、pH 7.0、25°C、1時間で、0.1 μmolの不飽和ウロン酸を生成する酵素量です。1国際単位(I.U.)は約 600 SIGMAユニットに相当します。

その他情報

より詳細な情報につきましては、www.sigma-aldrich.com/enzymeexplorerの「enzymes for complex carbohydrate analysis」をご覧ください。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)