C191

カプサゼピン

≥98% (HPLC), solid, TRPV1 antagonist

• 別名: N-[2-(4-クロロフェニル)エチル]-1,3,4,5-テトラヒドロ-7,8-ジヒドロキシ-2H-2-ベンゾアゼピン-2-カルボチオアミド
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₉H₂₁ClN₂O₂S
• CAS番号: 138977-28-3
• 分子量: 376.90
• MDL番号: MFCD00153778
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 24277967
• NACRES: NA.77

特性

• product name: カプサゼピン, ≥98% (HPLC), solid
• 品質水準: 100
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• 形状: solid
• 色: off-white
• 溶解性: DMSO: >10 mg/mL, clear
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: Oc1cc2CCCN(Cc2cc1O)C(=S)NCCc3ccc(Cl)cc3
• InChI: 1S/C19H21ClN2O2S/c20-16-5-3-13(4-6-16)7-8-21-19(25)22-9-1-2-14-10-17(23)18(24)11-15(14)12-22/h3-6,10-11,23-24H,1-2,7-9,12H2,(H,21,25)
• InChI Key: DRCMAZOSEIMCHM-UHFFFAOYSA-N
• 遺伝子情報: human ... TRPV1(7442) , TRPV4(59341) ; rat ... Trpv1(83810)

詳細

アプリケーション

カプサゼピンは、一過性受容体電位バニロイド-1（TRPV1）アンタゴニストとして、以下の用途に使用されています：

• カプサイシン誘導性の細胞外シグナル制御キナーゼ（ERK）リン酸化に対する作用を検討するため
• ラットにおける侵害受容に対する中枢終末におけるTRPV1の役割を検討するため
• ウシ精子におけるTRPV1の機能的特徴付けに

生物化学的／生理学的作用

カプサゼピンは、カプサイシンの合成類似体であり、一過性受容体電位バニロイド-1（TRPV1）アンタゴニストです。口腔扁平上皮癌、非小細胞肺癌（NSCLC）、乳癌および前立腺癌細胞株（それぞれHSC-3、H460、MDA-231およびPC-3）を含むさまざまながん種において、抗増殖作用および抗癌作用を示します。カプサゼピンは、エンドトキシン血症時に障害された肺機構を回復させ、急性肺損傷（ALI）の治療標的となる可能性があります。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)