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Merck

SRP3186

Sigma-Aldrich

Human Vitronectin

recombinant, expressed in HEK 293 cells, powder, suitable for cell culture

別名:

Epiboin, S-タンパク質, V 75, VTN, 血清伝播因子

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About This Item

CAS番号:
UNSPSCコード:
12352202
NACRES:
NA.32

product name

Vitronectin ヒト, recombinant, expressed in HEK 293 cells, ≥95% (SDS-PAGE), ≥95% (HPLC), suitable for cell culture

由来生物

human

品質水準

リコンビナント

expressed in HEK 293 cells

アッセイ

≥95% (HPLC)
≥95% (SDS-PAGE)

形状

lyophilized

有効性

≤0.5 μg/mL EC50

分子量

52.2 kDa (calculated)

包装

pkg of 250 μg

テクニック

cell culture | mammalian: suitable

不純物

<0.1 EU/μg endotoxin, tested

white

溶解性

water: soluble

NCBIアクセッション番号

UniProtアクセッション番号

輸送温度

wet ice

保管温度

−20°C

遺伝子情報

human ... VTN(7448)

詳細

ビトロネクチンは肝臓で合成される分泌型糖タンパク質です。呼吸器上皮細胞からも分泌され、健康な肺に存在します。主に単量体の形で循環しますが、ジスルフィド結合多量体を形成する構造への配座変化を起こすことがあります。ビトロネクチン遺伝子は約4.5–5 kb塩基対からなり、8個のエクソンと7個のイントロンを持ちます。
リコンビナントヒトビトロネクチンは、459個のアミノ酸からなるタンパク質です。以下の2つの形態で存在します:単鎖と、内因性切断で生じた2本の鎖がジスルフィド結合で結合した切断型です。組換えビトロネクチンは、ヒト胚性幹細胞再生培地において化学的に定義されたマトリックス構成要素として機能することができます。

アプリケーション

ヒトのビトロネクチンは、ECM(細胞外マトリックス)リガンドがC6星細胞腫細胞に及ぼす影響を研究するために使用されています。また、細胞プレートをコーティングするための付着促進タンパク質としても使用されています。

生物化学的/生理学的作用

多量体ビトロネクチンは、細胞外マトリックスに効率的に結合して取り込まれることができます。マトリックス内では、ビトロネクチンはさまざまなインテグリンや他のプロテオグリカンへの結合を通じて細胞接着を支援します。インテグリンαvβ3との相互作用により、低酸素耐性と腫瘍細胞浸潤を促進します。また、さまざまな癌の進行とも関連しています。創傷治癒に関与し、補体系の制御も行います。さらに、肝臓、心臓、腎臓の線維化促進活性のマーカーとして機能します。

特徴および利点

  • ヒト由来ビトロネクチン
  • HEK 293細胞におけるリコンビナント発現により産生
  • 低エンドトキシンレベル

シーケンス

DQESCKGRCT EGFNVDKKCQ CDELCSYYQS CCTDYTAECK PQVTRGDVFT MPEDEYTVYD DGEEKNNATV HEQVGGPSLT SDLQAQSKGN PEQTPVLKPE EEAPAPEVGA SKPEGIDSRP ETLHPGRPQP PAEEELCSGK PFDAFTDLKN GSLFAFRGQY CYELDEKAVR PGYPKLIRDV WGIEGPIDAA FTRINCQGKT YLFKGSQYWR FEDGVLDPDY PRNISDGFDG IPDNVDAALA LPAHSYSGRE RVYFFKGKQY WEYQFQHQPS QEECEGSSLS AVFEHFAMMQ RDSWEDIFEL LFWGRTSAGT RQPQFISRDW HGVPGQVDAA MAGRIYISGM APRPSLAKKQ RFRHRNRKGY RSQRGHSRGR NQNSRRPSRA TWLSLFSSEE SNLGANNYDD YRMDWLVPAT CEPIQSVFFF SGDKYYRVNL RTRRVDTVDP PYPRSIAQYW LGCPAPGHL

物理的形状

リン酸緩衝生理食塩水(PBS)(pH 7.4)、および2.5%トレハロースから凍結乾燥。

再構成

バイアルは、開封前に遠心してください。0.1~1.0 mg/mLの濃度となるよう水で再構成してください。ボルテックスは行わないでください。この溶液は2~8°Cで1週間まで保存できます。長期保存の際は、キャリアタンパク質(0.1% BSAなど)を含有するバッファーで希釈し、1回使用量ごとに分けて-20~-80°Cで保存することをお勧めします。

その他情報

還元環境下で、単鎖はSDS-PAGEで見かけの分子量75 kDaで移動し、切断型は分子量65 kDaおよび10 kDaで移動します。

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

SRP3186-BULK:
SRP3186-250UG-PW:
SRP3186-250UG:


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

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Ina Meuskens et al.
Frontiers in microbiology, 12, 738818-738818 (2022-02-19)
Yersinia adhesin A (YadA) is a key virulence factor of Yersinia enterocolitica and Yersinia pseudotuberculosis. YadA is a trimeric autotransporter adhesin, a class of adhesins that have been shown to enable many Gram-negative pathogens to adhere to/interact with the host
Extracellular matrices and cell adhesion.
E Ruoslahti et al.
Arteriosclerosis (Dallas, Tex.), 5(6), 581-594 (1985-11-01)
Vitronectin expression in the airways of subjects with asthma and chronic obstructive pulmonary disease.
Salazar-Pelaez LM, et al.
PLoS ONE, 10, e0119717-e0119717 (2015)
Vitronectin significantly influences prognosis in osteosarcoma.
Shi K, et al.
International Journal of Clinical and Experimental Pathology, 8, 11364-11371 (2015)
Degradation of distinct forms of multimeric vitronectin by human fibroblasts.
Wilkins-Port CE and McKeown-Longo PJ
Biochimica et Biophysica Acta, 1404, 353-366 (1998)

プロトコル

Vitronectin is used to coat culture vessels for cells attachment.

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

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