R1153

RNase B糖タンパク質スタンダード ウシ膵臓由来

≥90% (SDS-PAGE), lyophilized powder

• 別名: リボヌクレアーゼB ウシ膵臓由来, RNase B
• CAS番号: 9001-99-4
• EC Number: 232-646-6
• MDL番号: MFCD00132184
• UNSPSCコード: 12352204
• NACRES: NA.32

特性

• 製品名: RNase B糖タンパク質スタンダード ウシ膵臓由来, Proteomics Grade
• グレード: Proteomics Grade
• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥90% (SDS-PAGE)
• フォーム: lyophilized powder
• 保管温度: −20°C
• InChI: 1S/C9H14N4O3/c10-2-1-8(14)13-7(9(15)16)3-6-4-11-5-12-6/h4-5,7H,1-3,10H2,(H,11,12)(H,13,14)(H,15,16)
• InChI Key: CQOVPNPJLQNMDC-UHFFFAOYSA-N

詳細

アプリケーション

RNase Bは、SDS-PAGEまたはMALDI-MSを使用するN-結合型脱グリコシル化の実証に、PNGaseFを用いる好ましい基質です。PNGase Fの活性は、脱グリコシル化後の12%ゲルの顕著な移動度シフトをモニタリングすることにより、RNase Bを使用して日常的にアッセイされています。プロテオミクスグレードのRNase Bは、酵素消化とそれに続く精製の後に、N-グリカンの供給源として使用されています。また、糖タンパク質の標準物質としても使用されています。

その他情報

ウシ膵臓由来RNase BはN-結合型グリカンのみを含む糖タンパク質です。1つのドメインからなる球状タンパク質であり、天然では、グリコシル化されていないコア型であるリボヌクレア-ゼA(RNase A)と共に、混合物の少量成分として生成されます。RNア-ゼBには糖鎖付加部位(Asn³⁴)が1個所存在し、ここでは5~9個のマンノ-ス残基がキトビオ-スコアに付加しています(すなわち、Man_5-9GlcNAｃ₂)。Asn³⁴での糖鎖付加は均一ではないため、リボヌクレア-ゼBにはの5種類の糖鎖型(分子量 約15 kDa)が存在します。

品質

RNase B糖タンパク質スタンダ-ドは夾雑RNase Aを除去した高純度品です。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H334
• 注意書き: P261 - P284 - P501
• 危険有害性の分類: Resp. Sens. 1
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)