P9703

ピマリシン

from Streptomyces chattanoogensis, ≥95% (HPLC)

• 別名: ナタマイシン
• 実験式（ヒル表記法）: C₃₃H₄₇NO₁₃
• CAS番号: 7681-93-8
• 分子量: 665.73
• EC Number: 231-683-5
• MDL番号: MFCD00135085
• UNSPSCコード: 51102829
• PubChem Substance ID: 24899055
• NACRES: NA.85

特性

• 由来生物: Streptomyces chattanoogensis
• 品質水準: 300
• アッセイ: ≥95% (HPLC)
• 形状: lyophilized powder; powder
• 溶解性: 0.1% formic acid in methanol: soluble 1 mg/mL
• 抗生物質活性スペクトル: fungi
• アプリケーション: agriculture; environmental
• 作用機序: cell membrane | interferes
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: C[C@@H]1C\C=C\C=C\C=C\C=C\[C@@H](C[C@@H]2O[C@](O)(C[C@@H](O)C[C@H]3O[C@@H]3\C=C\C(=O)O1)C[C@H](O)[C@H]2C(O)=O)O[C@@H]4O[C@H](C)[C@@H](O)[C@H](N)[C@@H]4O
• InChI: 1S/C33H47NO13/c1-18-10-8-6-4-3-5-7-9-11-21(45-32-30(39)28(34)29(38)19(2)44-32)15-25-27(31(40)41)22(36)17-33(42,47-25)16-20(35)14-24-23(46-24)12-13-26(37)43-18/h3-9,11-13,18-25,27-30,32,35-36,38-39,42H,10,14-17,34H2,1-2H3,(H,40,41)/b4-3+,7-5+,8-6+,11-9+,13-12+/t18-,19-,20+,21+,22+,23-,24-,25+,27-,28+,29-,30+,32+,33-/m1/s1
• InChI Key: NCXMLFZGDNKEPB-FFPOYIOWSA-N

詳細

詳細

化学構造：マクロライド

アプリケーション

ピマリシンは、Streptomyces chattanoogensis由来の両親媒性の抗生物質です。さまざまな真菌感染症に主に外用薬として用いられています。特に真菌細胞における脂質二重層のダイナミクスの研究において、エルゴステロールおよびコレステロール結合剤として用いられています。ピマリシンは寒天培地の殺真菌剤として用いられています。Streptomyces chattanoogensisの多面的な制御因子AdpAchおよびγ-ブチロラクトン制御系の研究に用いられています。

生物化学的／生理学的作用

エルゴステロールに特異的に結合してカビの生育を阻止する抗カビポリエンマクロライドです。 ただし、ニスタチンやフィリピンと異なり、ピマリシンは原形質膜の透過性を変化させません。

その他情報

容器は、乾燥した換気のよい場所にしっかり密閉して保管してください。推奨保管温度：2～8℃。光に影響を受けやすい製品です。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)