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Merck

O9381

Sigma-Aldrich

Okadaic acid

from Prorocentrum concavum, 92-100% (HPLC), powder, protein phosphatase 1 inhibitor

別名:

OA

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About This Item

実験式(ヒル表記法):
C44H68O13
CAS番号:
分子量:
805.00
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352106
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.77

product name

オカダ酸 渦鞭毛藻Prorocentrum concavum由来, 92-100% (HPLC)

品質水準

アッセイ

92-100% (HPLC)

形状

powder

溶解性

DMSO: ≥1 mg/mL
ethanol: ≥1 mg/mL
methanol: ≥1 mg/mL
H2O: insoluble

保管温度

−20°C

SMILES記法

O[C@@H](C[C@@H]([C@@]1([H])O[C@@]2(CCCCO2)CC[C@H]1C)C)[C@]3([H])C([C@@H](O)[C@]4([H])O[C@]5(CC[C@@](/C=C/[C@@H](C)[C@@]6([H])O[C@]7(O[C@H](C[C@@](C)(O)C(O)=O)CC[C@H]7O)C=C(C)C6)([H])O5)CC[C@@]4([H])O3)=C

InChI

1S/C44H68O13/c1-25-21-34(55-44(23-25)35(46)12-11-31(54-44)24-41(6,50)40(48)49)26(2)9-10-30-14-18-43(53-30)19-15-33-39(57-43)36(47)29(5)38(52-33)32(45)22-28(4)37-27(3)13-17-42(56-37)16-7-8-20-51-42/h9-10,23,26-28,30-39,45-47,50H,5,7-8,11-22,24H2,1-4,6H3,(H,48,49)/b10-9+/t26-,27-,28+,30+,31+,32+,33-,34+,35-,36-,37+,38+,39-,41-,42+,43-,44-/m1/s1

InChI Key

QNDVLZJODHBUFM-WFXQOWMNSA-N

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詳細

オカダ酸は、ポリエーテル脂肪酸です。プロロセントラム属およびディノフィシス属によって産生される海産物毒素です。

アプリケーション

Prorocentrum concavum 由来のオカダ酸はホスファターゼ阻害薬として使用されています:
  • 精母培養細胞においてタンパクホスファターゼ2を阻害する
  • SH-SY5Y細胞に投与し脱リン酸化を防ぎtauを維持する
  • ヒト胚腎細胞293T(HEK293T)またはH4細胞に投与しfused in sarcoma(FUS)タンパクへの影響を測定する

生物化学的/生理学的作用

渦鞭毛藻類毒素であり、38個の炭素からなる脂肪酸のイオノフォア様ポリエーテル誘導体です。速やかに細胞内に入ります。type 1およびtype 2Aのタンパクホスファターゼの阻害薬です。チロシンホスファターゼ、アルカリホスファターゼまたは酸性ホスファターゼを阻害しません。既知の腫瘍プロモーターです。細胞周期、アポトーシス、一酸化窒素の代謝、およびカルシウムシグナル伝達を含む、様々な細胞のプロセスの研究に使用されます。

特徴および利点

この化合物は、Handbook of Receptor Classification and Signal Transduction(受容体分類およびシグナル伝達ハンドブック)のPhosphoprotein Phosphatases (Serine/Threonine)[ホスホプロテインホスファターゼ(セリン/トレオニン)]のページに記載されています。ハンドブックのその他のページをご覧になるには、こちらをクリックしてください

調製ノート

渦鞭毛藻類の単藻培養から単離しています。

ピクトグラム

Skull and crossbones

シグナルワード

Danger

危険有害性情報

危険有害性の分類

Acute Tox. 3 Dermal - Acute Tox. 3 Inhalation - Acute Tox. 3 Oral - Skin Irrit. 2

保管分類コード

6.1C - Combustible acute toxic Cat.3 / toxic compounds or compounds which causing chronic effects

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Faceshields, Gloves, type P2 (EN 143) respirator cartridges


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

O9381-25UG-PW:
O9381-25UG:
O9381-BULK:
O9381-VAR:
O9381-.1MG:
O9381-.1MG-PW:


試験成績書(COA)

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Okadaic acid, an inhibitor of protein phosphatase 1 and 2A, induces premature separation of sister chromatids during meiosis I and aneuploidy in mouse oocytes in vitro
Mailhes JB, et al.
Chromosome Research, 11(6), 619-631 (2003)
The prionlike domain of FUS is multiphosphorylated following DNA damage without altering nuclear localization
Rhoads SN, et al.
Molecular Biology of the Cell, 29(15), 1786-1797 (2018)
Pseudo-phosphorylation at AT8 epitopes regulates the tau truncation at aspartate 421
Cao L, et al.
Experimental Cell Research, 370(1), 103-115 (2018)
Cohesin removal along the chromosome arms during the first meiotic division depends on a NEK1-PP1gamma-WAPL axis in the mouse
Brieno-Enriquez MA, et al.
Testing, 17(4), 977-986 (2016)
Identification of okadaic acid production in the marine dinoflagellate Prorocentrum rhathymum from Florida Bay
An T, et al.
Toxicon, 55(2-3), 653-657 (2010)

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