L4391

リポポリサッカリド from Escherichia coli O111:B4

γ-irradiated, BioXtra, suitable for cell culture

• 別名: LPS
• CAS番号: 93572-42-0
• EC Number: 297-473-0
• MDL番号: MFCD00164401
• UNSPSCコード: 12352211
• NACRES: NA.75

特性

• 由来生物: Escherichia coli (O111:B4)
• 品質水準: 300
• 無菌性: γ-irradiated
• 製品種目: BioXtra
• フォーム: lyophilized powder
• 精製方法: gel-filtration chromatography
• 保管条件: desiccated
• テクニック: cell based assay: suitable; cell culture | mammalian: suitable
• 不純物: <1% Protein (Lowry)
• 溶解性: H₂O: 5 mg/mL, slightly hazy
• アプリケーション: clinical research; life science and biopharma
• 保管温度: 2-8°C

詳細

詳細

リポ多糖（LPS）は、脂質と多糖で構成される複雑な分子であり、主にグラム陰性菌の外壁に存在します。脂質A、コアオリゴ糖（コア）、およびO-特異的多糖またはO抗原（OAg）で構成されるLPSは、細菌細胞外膜に固定され、脂質Aが主としてその関連毒性に関与します。炎症反応の強力な活性化因子として機能するLPSは、マクロファージ、単球、および内皮細胞を含むさまざまな哺乳動物細胞と結合します。LPSは、グラム陰性菌を環境ストレスから保護する役割を果たすとともに、感染中に自然免疫系による認識をトリガします。

アプリケーション

このLPSセロタイプは、B細胞の刺激や、ヒト肝細胞におけるNOSの誘導に使用されています。

リポ多糖（LPS）は、グラム陰性菌の細胞壁に特徴的な成分です。LPSとその成分である脂質Aは、一般的な病原体関連分子パターン（PAMP）を認識するトール様受容体タンパク質ファミリーの1つである、トール様受容体4（TLR4）による先天的な免疫システムの細胞を刺激します。

生物化学的／生理学的作用

LPSは、ほとんどのグラム陰性菌の細胞壁を構成する主要成分です。LPSは、可溶性の抗原に対する免疫応答を亢進する能力のある免疫原性の高い抗原です。LPSは、マウス、ウサギ、ニワトリ、雌ウシ、ハムスター、ヒトの骨髄由来Bリンパ球の特異的マイトジェンとしても作用します。

特徴および利点

• 広範囲の研究用途に適した高純度化合物

再構成

リポポリサッカリドは、γ線照射処理を行った凍結乾燥粉末です。再構成するには、バイアル(1 mg)に滅菌平衡塩類溶液または組織培養液1 mLを添加し、粉末が溶解するまで穏やかに攪拌します。本製品を再構成後、滅菌平衡塩類溶液または組織培養液を使用して、望ましい使用濃度に希釈できます。

その他情報

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安全性情報

• ピクトグラム: GHS06
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H300
• 注意書き: P264 - P270 - P301 + P310 - P405 - P501
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 2 Oral
• 保管分類コード: 6.1A - Combustible acute toxic Cat. 1 and 2 / very toxic hazardous materials
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable