K3761

KT 5720

≥98% (HPLC), powder

• 別名: (9S,10S,12R)-2,3,9,10,11,12-ヘキサヒドロ-10-ヒドロキシ-9-メチル-1-オキソ-9,12-エポキシ-1H-ジインドロ[1,2,3-fg:3′,2′,1′-kl]ピロロ[3,4-i][1,6]ベンゾジアゾシン-10-カルボン酸ヘキシルエステル
• 実験式（ヒル表記法）: C₃₂H₃₁N₃O₅
• CAS番号: 108068-98-0
• 分子量: 537.61
• MDL番号: MFCD00132118
• UNSPSCコード: 51111800
• PubChem Substance ID: 24896235
• NACRES: NA.77

特性

• 由来生物: microbial
• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• 形状: powder
• 色: white to faint yellow
• 溶解性: methanol: 5 mg/mL
• 輸送温度: wet ice
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: CCCCCCOC([C@@]1(O)C[C@@]2([H])N3C(C=CC=C4)=C4C5=C3C6=C(C(C=CC=C7)=C7N6[C@]1(C)O2)C8=C5C(NC8)=O)=O
• InChI: 1S/C32H31N3O5/c1-3-4-5-10-15-39-30(37)32(38)16-23-34-21-13-8-6-11-18(21)25-26-20(17-33-29(26)36)24-19-12-7-9-14-22(19)35(28(24)27(25)34)31(32,2)40-23/h6-9,11-14,23,38H,3-5,10,15-17H2,1-2H3,(H,33,36)/t23-,31+,32-/m0/s1
• InChI Key: ZHEHVZXPFVXKEY-IKZDWWSZSA-N

詳細

アプリケーション

KT 5720は、細胞シグナル伝達経路の化学阻害物質です。α-MSH活性化B16-F0細胞におけるCRTC1の核内移行ならびに腫瘍関連血管内皮増殖因子（VEGF）発現のCOX-2刺激に対するその作用を研究するために、プロテインキナーゼA（PKA）阻害剤として使用されています。

生物化学的／生理学的作用

細胞透過性のプロテインキナ-ゼA (PKA) 特異的なインヒビタ-です。プロテインキナ-ゼC (PKC)、プロテインキナ-ゼG (PKG)、ミオシン軽鎖キナ-ゼ (MLCK) に有意な影響を及ぼしません。

特徴および利点

この化合物は、Handbook of Receptor Classification and Signal Transduction（受容体分類およびシグナル伝達ハンドブック）のPKA & PKGのページに記載されています。ハンドブックのその他のページをご覧になるには、こちらをクリックしてください。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable