A1076

BAPTA-AM

≥95% (HPLC), powder, intracellular Ca²⁺ store chelator

• 別名: 1,2-ビス(2-アミノフェノキシ)エタン-N,N,N′,N′-四酢酸テトラキス(アセトキシメチルエステル)
• 実験式（ヒル表記法）: C₃₄H₄₀N₂O₁₈
• CAS番号: 126150-97-8
• 分子量: 764.68
• Beilstein: 7458534
• MDL番号: MFCD00036696
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 24890502
• NACRES: NA.77

特性

• 製品名: BAPTA-AM, ≥95% (HPLC)
• アッセイ: ≥95% (HPLC)
• フォーム: powder
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: CC(=O)OCOC(=O)CN(CC(=O)OCOC(C)=O)c1ccccc1OCCOc2ccccc2N(CC(=O)OCOC(C)=O)CC(=O)OCOC(C)=O
• InChI: 1S/C34H40N2O18/c1-23(37)47-19-51-31(41)15-35(16-32(42)52-20-48-24(2)38)27-9-5-7-11-29(27)45-13-14-46-30-12-8-6-10-28(30)36(17-33(43)53-21-49-25(3)39)18-34(44)54-22-50-26(4)40/h5-12H,13-22H2,1-4H3
• InChI Key: YJIYWYAMZFVECX-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

BAPTA-AMはフリーラジカル介在毒性を阻害し、非神経細胞のアポトーシスを増強しニューロンを虚血性損傷から守ります。イオンチャネルを調節し神経性Ca²⁺活性化k⁺チャネルの流れをブロックします。BAPTA-AMは細胞内Ca²⁺恒常性を維持します。

アプリケーション

BAPTA-AMは次のような目的で使用されています：

• 開裂カスパーゼ3の増加を抑制するため
• 細胞死をブロックするため、ROS（活性酸素種）の生成を阻害し、またカスパーゼ8の活性化を阻害する
• 発作誘導時の細胞内Ca²⁺ ([Ca²⁺]_i) 濃度変化による影響を排除するため
• 6-ヒドロキシドーパミン（6-OHDA）により誘導されるCa²⁺]_i増加を取り除くため

生物化学的／生理学的作用

細胞内貯蔵Ca²⁺の選択的なキレ-ト剤です。

関連事項

BAPTAの膜透過型分子です。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves