G4511

β-グルコシダーゼ from almonds

lyophilized powder, 10-50 units/mg solid

• 別名: β-D-グルコシドグルコヒドロラーゼ
• CAS番号: 9001-22-3
• Enzyme Commission number: 3.2.1.21 (BRENDA, IUBMB)
• EC Number: 232-589-7
• MDL番号: MFCD00130628
• UNSPSCコード: 12352204
• NACRES: NA.54

特性

• 形状: lyophilized powder
• 品質水準: 200
• 比活性: 10-50 units/mg solid
• 分子量: 50-75 kDa
• 環境により配慮した代替製品の特徴: Waste Prevention; Design for Energy Efficiency; Learn more about the Principles of Green Chemistry.
• sustainability: Greener Alternative Product
• 不純物: salt, essentially free
• 環境により配慮した代替製品カテゴリ: , Enabling
• 保管温度: 2-8°C

詳細

詳細

βアーモンド由来の-グルコシダーゼはグリコシドヒドロラーゼのファミリー1に属します。アーモンドにはプルナシンヒドロラーゼ（PH）およびアミグダリンヒドロラーゼはが含まれています。アーモンドには9種類のPHが含まれます。PHはシグナルペプチド配列を有し、分子量は50～75 kDaです。PHにはITENG、NEPおよびINKKGIEYYモチーフが保存されており、N-グリコシル化部位を有します。

メルクは、グリーン・ケミストリーの12原則の1つ以上に則った、よりグリーンな代替製品をお客様にお届けすることをお約束いたします。この製品は、セルロース系エタノールの研究に使用したときにエネルギー効率が高くなり、廃棄物を抑制するように改善されています。詳細な情報につきましては弊社のニュースレターBiofilesの記事をご覧ください。

アプリケーション

βアーモンド由来-グルコシダーゼは、次の用途で使用されています。

• 1,5-ジデオキシ-1,5-イミノ-d-キシリトール（DIX）による酵素阻害の研究。
• Talaromyce leycettanus由来のβ-グルコシダーゼによるダイズイソフラボングリコシド分解との比較を行うときのコントロールとして。
• 酵母による糖化中および発酵中の培地成分として。

β-グルコシダーゼは、様々な潜在的用途と共に、医薬品、化粧品、洗剤産業におけるグルコシドとフコシドの合成、フラボノイドグリコシドとイソフラボノイドグリコシドからの非糖部の加水分解による除去、フルーツジュースとワインの芳香の強化、オリゴ糖の生合成にも用いられています。

生物化学的／生理学的作用

プルナシンヒドロラーゼ（PH）は、プルナシンをマンデロニトリルとグルコースに分解するβ-グルコシダーゼです。アミグダリンヒドロラーゼは、アミグダリンをプルナシンとグルコースに加水分解します。β-グルコシダーゼは中間安定性であり、60°C以上の温度に感受性です。高圧に対し高度に感受性です。

βグルコシダーゼはβ-D-グルコシドの糖鎖残基を結合するβ-グリコシド結合の加水分解に関与します。エンドグルカナーゼとエキソグルカナーゼが生成したセロビオースとセロオリゴ糖をグルコースに変換します。

単位の定義

1ユニットは、pH 5.0、37°C、1分間で、1.0 µmolのグルコースをサリシンから遊離させる酵素量です。

調製ノート

クロマトグラフィ-精製済み

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H334
• 注意書き: P261 - P342 + P311
• 危険有害性の分類: Resp. Sens. 1
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Faceshields, Gloves