BGALD-RO

β-ガラクトースデヒドロゲナーゼ

from Pseudomonas fluorescens

• 別名: D-ガラクトースデヒドロゲナーゼ, D-ガラクトース：NAD+ 1-酸化還元酵素
• Enzyme Commission number: 1.1.1.48 (BRENDA, IUBMB)
• UNSPSCコード: 12352204

特性

• 由来生物: Pseudomonas fluorescens
• 品質水準: 100
• リコンビナント: expressed in E. coli
• フォーム: suspension
• 比活性: ~5 units/mg protein (At 25 °C with D-galactose as the substrate; standardized with BSA.)
• 分子量: 64,000 Da
• 包装: pkg of 1 mL (10104973001 [1 mg]); pkg of 1 mL (10104981001 [5 mg])
• メーカー／製品名: Roche
• テクニック: activity assay: suitable
• 色: white
• 最適pH: 8.4 (0.1 M in Tris buffer)
• pH範囲: 4.6-9.2
• 溶解性: water: soluble
• 適合性: suitable for enzyme test
• UniProtアクセッション番号: (T1WEA6 · T1WEA6_PSEFL)
• その他の活性: ADH <0.01%; LDH <0.5%; NADH oxidase <0.1%; galactosidase <0.01%
• 保管温度: 2-8°C

詳細

詳細

β-ガラクトースデヒドロゲナーゼは、β-D-ガラクトピラノースのピリジンヌクレオチド依存性脱水素化を触媒してNADHおよびD-ガラクトノ-l,5-1アクトンを生成することにより、ガラクトース代謝において重要な役割を果たします。P. fluorescens由来のD-ガラクトースデヒドロゲナーゼは、オキシドレダクターゼファミリーのメンバーです。同一の2つのサブユニットから構成され、分子量は64,000です。また、この酵素には結合部位が2個あります。

特異性

ガラクトースデヒドロゲナーゼはD-ガラクトースを酸化します［K_m = 0.7 mM（30°C、pH 9.1）；相対速度= 1.00］、L-アラビノース（相対速度= 0.47）、D-フコース（相対速度= 1.05）、2-デオキシ-D-ガラクトース（相対速度= 0.27）、2-アミノ-2-デオキシ-D-ガラクトース［ガラクトサミン］、（相対速度= 0.02；pH 8.6）。
ガラクトースデヒドロゲナーゼは、L-ガラクトース、D-アラビノース、D-グルコース、L-フコース、D-リボース、D-キシロース、D-グルクロン酸、D-ガラクツロン酸またはD-ガラクトース-6-リン酸を酸化しません。本酵素はNAD（K_m = 0.24 mM；相対速度= 1.0）またはNADP（K_m = 2.3 mM；相対速度= 0.32）のいずれかを使用します。

アプリケーション

β-ガラクトースデヒドロゲナーゼは、天然基質である6′-シアリル-N-アセチルラクトサミン（6SLN）および3′-シアリル-N-アセチルラクトサミン（3SLN）のノイラミニダーゼ（NA）動態パラメーターにおいて、レポーター酵素として使用されています。

品質

混入物：<0.01% ADH、<0.01% β-ガラクトシダーゼ、<0.1% NADHオキシダーゼ、<0.5% LDH

シーケンス

Pseudomonas fluorescens（MW 64,000 D）のガラクトースデヒドロゲナーゼは、同じサイズのサブユニット（サブユニットMW = 32,000 D）を持つ二量体です。

単位の定義

1単位（U）のガラクトースデヒドロゲナーゼは、+25°C、pH 8.6で1分間に1 molのβ-D-ガラクトースを酸化します。
QCアッセイでは、酸化ガラクトース1モルあたり1モルのNADHが生成されます。

物理的形状

3.2 M硫酸アンモニウム、1 mM EDTA（約pH 6）懸濁液

その他情報

生命科学研究用途に限ります。診断措置において使用しないでください。

安全性情報

• 保管分類コード: 12 - Non Combustible Liquids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): No data available
• 引火点(℃): No data available