SML1787

シネンセチン

≥98% (HPLC)

• 別名: 2-（3,4-ジメトキシフェニル）-5,6,7-トリメトキシ-4H-1-ベンゾピラン-4-オン, 2-（3,4-ジメトキシフェニル）-5,6,7-トリメトキシクロメン-4-オン, 3′,4′,5,6,7-ペンタメトキシフラボン, 6-ヒドロキシルテオリン 5,6,7,3′,4′-ペンタメチルエーテル, ペダリチンペルメチルエーテル
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₀H₂₀O₇
• CAS番号: 2306-27-6
• 分子量: 372.37
• Beilstein: 345748
• UNSPSCコード: 12352200

特性

• 品質水準: 100
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• 形状: powder
• 色: white to beige
• 溶解性: DMSO: 3 mg/mL, clear (warmed)
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: O=C1C=C(C2=CC(OC)=C(OC)C=C2)OC3=C1C(OC)=C(OC)C(OC)=C3
• InChI: 1S/C20H20O7/c1-22-13-7-6-11(8-15(13)23-2)14-9-12(21)18-16(27-14)10-17(24-3)19(25-4)20(18)26-5/h6-10H,1-5H3
• InChI Key: LKMNXYDUQXAUCZ-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

シネンセチンは、植物由来のポリメトキシフラボノイドです。主に、Orthosiphon aristatus var. aristatusや、さまざまなカンキツ類果実に見られます。シネンセチンは、カンキツ類果実の皮の部分に最も豊富に存在します。

アプリケーション

シネンセチンは、パルミチン酸（PA）処理HepG2細胞におけるAMP活性化タンパク質キナーゼ（AMPK）の活性化に対するその抗脂肪生成効果を調べるための、カンキツ類フラボノイドとして使用できます。また、Orthosiphon stamineus抽出物のポリフェノール含有量を超高速液体クロマトグラフィー（UPLC）を使用して定量するための標準物質としても使用できます。

生物化学的／生理学的作用

シネンセチンは、抗炎症、抗増殖活性を持つカンキツ類フラボノイドです。脂質生成と脂肪分解を促進することも示されています。抗癌、抗菌、抗認知症、抗酸化、抗肥満、抗トリパノソーマ、および血管弛緩活性を示します。P-糖タンパク質（P-gp）、排出輸送体、乳がん耐性タンパク質（BCRP）を抑制できます。シネンセチンは、フラボノイド化学増感剤として作用する可能性があります。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable