SHC009

MISSION^® shRNAヒトポジティブコントロールベクター#2精製DNA

Positive control targeting ARHGDIA

• 別名: MISSION^®コントロールベクター
• MDL番号: MFCD07785395
• UNSPSCコード: 12352200

特性

• 製品種目: MISSION^®
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C

詳細

詳細

この製品は、MISSION TRCヒトshRNAコレクションのクローンとともに用いてヒト遺伝子ターゲットのノックダウンに対するポジティブコントロールとして使用することを目的としています。このコントロールコンストラクトのDNAフォーマットは、ノックダウン実験におけるダイレクトなトランスフェクションや、レンチウイルスノックダウン実験用のウイルスパッケージングに使用することが可能です。

MISSION Rho GDP Dissociation Inhibitor (GDI) alpha (ARHGDIA) shRNA Control Vectorは、ヒトRho GDP Dissociation Inhibitor (GDI) alpha転写物(遺伝子記号:ARHGDIA)を標的とした短鎖ヘアピン配列を含むレンチウイルスベースのプラスミドベクターです。Rho GDP dissociation inhibitor (GDI) alpha (ARHGDIA) は、普遍的に発現するタンパク質であり、RhoA、Rac1、Cdc42などのヒトRho GTPaseを不活性状態にロックすることによってこれらのタンパク質に作用します。ARHGDIAの役割はまだ完全には解明されていませんが、ARHGDIAは様々なシグナル伝達経路や細胞骨格機能に関与すると考えられています。ARHGDIAクローンのベクター骨格はMISSION TRC shRNA collections (pLKO.1)と同じです。ARHGDIAコントロールの特異的クローン番号はTRNC0000008004であり、入手可能な完全な標的セット(NM_004309)から選択されました。ヒト肺上皮癌細胞株A549を用いて、定量的RT PCR分析とウエスタンブロット分析(抗体製品番号R3025)によって定量したところ、このコントロールによって、正常遺伝子発現に比べて90%が常にノックダウンされることが実証されました。

アンピシリン、ピューロマイシン耐性遺伝子により、細菌細胞や哺乳動物細胞をそれぞれセレクションすることができます。さらに、適合するパッケージングプラスミド(製品番号SHP001)と同時トランスフェクションすることにより、パッケージング細胞中(HEK293T)で自己不活性化した複製能力のないウイルス粒子が作製できます。The MISSION Rho GDP Dissociation Inhibitor (GDI) alpha (ARHGDIA) shRNA Control Vectorは、500 ng/μLのTris-EDTA(TE)バッファー中に10 μgのプラスミドDNAを含有する溶液としてご提供しています。

アプリケーション

アプリケーションデータ、プロトコール、ベクターマップの詳細は、sigma.com/shrnaをご覧ください。

法的情報

本製品の使用には1つ以上のライセンス契約が必要となります。詳細については、http://sigmaaldrich.com/missionlicenseをご覧下さい。

MISSION is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany

安全性情報

• 保管分類コード: 12 - Non Combustible Liquids
• WGK: nwg
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable