P3125

パパイン パパイヤラテックス由来

buffered aqueous suspension, 2× Crystallized, ≥16 units/mg protein

• 別名: パパイナーゼ
• CAS番号: 9001-73-4
• Enzyme Commission number: 3.4.22.2 (BRENDA, IUBMB)
• MDL番号: MFCD00131791
• UNSPSCコード: 12352204
• eCl@ss: 42030311
• NACRES: NA.54

特性

• 形状: buffered aqueous suspension
• 品質水準: 200
• 品質: 2× Crystallized
• 比活性: ≥16 units/mg protein
• 分子量: 23.4 kDa
• 保管温度: 2-8°C

詳細

詳細

システインプロテアーゼのパパインは単一のポリペプチド鎖からなり、3つのジスルフィド架橋およびスルフヒドリル基を含みます。

アプリケーション

パパイヤラテックス由来のパパインは、下記の消化に使用されています：

• ミュラーグリア細胞
• 軟骨外植片
• 組織構成物に含まれるGAGおよびDNA
• 脱細胞化組織試料。

パパインは解剖溶液に使用されます。 抗体の Fab フラグメントの生成に使用されます。特定の組織において有効性がより高く損傷がより少ないことが示されているため、細胞解離に使用されます。 パパインは、出生後のラットからの形態学的にインタクトな皮質ニューロンの単離に使用されます。 パパインによる限定消化は酵素およびその他のタンパク質の構造解析に使用されます。 パパインは赤血球血清学において、赤血球表面を修飾して多くの赤血球抗原の反応性を亢進または破壊するために使用されます。 パパインは血小板血清学試験に有用です。 パパインは、アミノ酸、ペプチドおよびその他の分子の酵素合成にも使用されます。

抗体のFab断片を産生する際に使用します。 特定の組織では、効率が高く、損傷が少ないことが知られているため、細胞の分離にも使用されます。

生物化学的／生理学的作用

パパインの基質特異性は広く、塩基性アミノ酸やロイシンのペプチド結合を切断し、エステルおよびアミドを加水分解します。パパインは、膵臓のプロテアーゼよりも広範に、多くのタンパク質基質を消化します。パパインは他のプロテアーゼよりも効率的で害が少ないため、細胞の単離の手順で一般的に用いられます。パパインは、刺激に対する細胞の感受性に影響を及ぼすことなく、生存している平滑筋細胞の収率を顕著に高めます。パパインは、加水分解、トランスフェラーゼ作用、特異性およびアシル‐酵素中間体などのいくつかの反応を触媒します。

パパインパパイヤラテックスは C. albicansに対する抗真菌活性を有します。 システインプロテアーゼであり、塩基性アミノ酸、ロイシンまたはグリシンのペプチド結合を開裂します。
至適 pH は 6.0～7.0
です。 パパインはエステルおよびアミドを加水分解します。 パパインは 3 つのジスルフィド結合と酵素活性に必要な 1 つのスルフヒドリル基を有する 1 本鎖ポリペプチドから成ります。

塩基性アミノ酸、ロイシン、グリシンのペプチド結合を切断するシステインプロテアーゼです。
至適pH：6.0～7.0
エステルやアミドも加水分解します。

単位の定義

1ユニットは、pH 6.2、25℃で1分間に1.0 μmolのN-α-ベンゾイル-L-アルギニンエチルエステル（BAEE）を加水分解します。

物理的形状

0.01%チモ-ルを含む0.05 M酢酸ナトリウム(pH 4.5)で調製した懸濁

その他情報

より詳細な情報につきましては、www.sigma-aldrich.com/enzymeexplorerのpapainをご覧ください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H334
• 注意書き: P261 - P284 - P501
• 危険有害性の分類: Resp. Sens. 1
• 保管分類コード: 12 - Non Combustible Liquids
• WGK: nwg
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable