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Merck

P3375

Sigma-Aldrich

パパイン パパイヤラテックス由来

crude powder, 1.5-10 units/mg solid

別名:

パパイナーゼ

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About This Item

CAS番号:
Enzyme Commission number:
EC Number:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352204
eCl@ss:
42030311
NACRES:
NA.54

形状

crude powder

品質水準

比活性

1.5-10 units/mg solid

分子量

23.4 kDa

保管温度

2-8°C

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アプリケーション

パパイヤの乳液から得られるパパインは、以下の用途に用いられています。
  • 栄養酵母粉末からのビタミンB複合体の遊離効果を評価するための酵素混合物に
  • 3種類のビタミンB1分子を解析するため、牛乳試料の消化に用いる酵素混合物に
  • as a biocatalyst for the hydrolysis of 水飽和溶媒中の(R,S)-ナプロキセン 2,2,2-トリフルオロエチルエステルの加水分解に用いる生体触媒として

パパインは、細胞分散用試薬に用いられています。抗体のFabフラグメントの作製に用いられています。特定の組織を用いるとより効果的でダメージが少ないことが示されており、細胞の分離に用いられています。パパインは、出生後ラットから形態学的にインタクトな皮質ニューロンを単離するために用いられています。パパインによる限定分解は、酵素やその他のタンパク質の構造研究に用いられています。また、パパインで赤血球表面を処理することにより多くの赤血球抗原の反応性が増強または消失することから、赤血球の血清学的検査に用いられています。パパインは、血小板の血清学的検査にも有用です。また、アミノ酸、ペプチド、その他の分子の酵素的合成にも用いられています。製品P3375、パパイン未精製粉末は、硫酸コンドロイチンを分離するためツノザメの新鮮軟骨の消化に用いられています。
抗体のFab断片を産生する際に使用します。 特定の組織では、効率が高く、損傷が少ないことが知られているため、細胞の分離にも使用されます。

生物化学的/生理学的作用

パパイヤの乳液から得られるパパインは、C. albicansに対する抗真菌作用を有しています。塩基性アミノ酸、ロイシン、グリシンのペプチド結合を切断するシステインプロテアーゼです。
。至適pHは6.0~7.0です
。パパインは、エステルやアミドを加水分解します。パパインは、3つのジスルフィド架橋と、酵素活性に必要な1つのスルフヒドリル基を持つ1本のポリペプチド鎖で構成されています。
塩基性アミノ酸、ロイシン、グリシンのペプチド結合を切断するシステインプロテアーゼです。
至適pH:6.0~7.0
エステルやアミドも加水分解します。

品質

ラクト-スまたは他の添加物を用いた標準化は行っていません。

単位の定義

1単位は、25℃、pH6.2で1分間に1μMのN-α-ベンゾイル-L-アルギニンエチルエステル(BAEE)を加水分解します。

その他情報

より詳細な情報につきましては、www.sigma-aldrich.com/enzymeexplorerpapainをご覧ください。

ピクトグラム

Health hazardExclamation mark

シグナルワード

Danger

危険有害性情報

危険有害性の分類

Eye Irrit. 2 - Resp. Sens. 1 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3

ターゲットの組織

Respiratory system

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 1

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

dust mask type N95 (US), Eyeshields, Faceshields, Gloves


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

P3375-1KG:
P3375-500G:
P3375-100G:
P3375-BULK:
P3375-25G:
P3375-VAR:


試験成績書(COA)

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資料

Papain is a cysteine protease of the peptidase C1 family. Papain consists of a single polypeptide chain with three disulfide bridges and a sulfhydryl group necessary for activity of the enzyme.

Papain is a cysteine protease of the peptidase C1 family. Papain consists of a single polypeptide chain with three disulfide bridges and a sulfhydryl group necessary for activity of the enzyme.

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