P3032

ペニシリンG ナトリウム塩

powder, suitable for cell culture, BioReagent

• 別名: ベンジルペニシリン ナトリウム塩
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₆H₁₇N₂NaO₄S
• CAS番号: 69-57-8
• 分子量: 356.37
• Beilstein: 3834217
• EC Number: 200-710-2
• MDL番号: MFCD00069666
• UNSPSCコード: 12352207
• eCl@ss: 34010400
• PubChem Substance ID: 24898384
• NACRES: NA.76

特性

• 製品名: ペニシリンG ナトリウム塩, powder, BioReagent, suitable for cell culture
• 製品種目: BioReagent
• フォーム: powder
• 有効性: ≥1477 units per mg
• テクニック: cell culture | mammalian: suitable
• 溶解性: H₂O: 100 mg/mL
• 抗生物質活性スペクトル: Gram-positive bacteria
• 作用機序: cell wall synthesis | interferes
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: [Na+].[H][C@]12SC(C)(C)[C@@H](N1C(=O)[C@H]2NC(=O)Cc3ccccc3)C([O-])=O
• InChI: 1S/C16H18N2O4S.Na/c1-16(2)12(15(21)22)18-13(20)11(14(18)23-16)17-10(19)8-9-6-4-3-5-7-9;/h3-7,11-12,14H,8H2,1-2H3,(H,17,19)(H,21,22);/q;+1/p-1/t11-,12+,14-;/m1./s1
• InChI Key: FCPVYOBCFFNJFS-LQDWTQKMSA-M

詳細

詳細

化学構造：β-ラクタム

溶液はろ過殺菌し、1週間であれば 2 ～ 8 ℃ で、それを超える期間であれば -20 ℃ で保管しなければなりません。 溶液は37°Cで3日間安定です。

アプリケーション

ペニシリンGは、狭スペクトルの天然抗生物質です。本化合物は、肺炎球菌Streptococcus pneumoniae、A、B、C、G群溶血性連鎖球菌、非腸球菌グループD連鎖球菌、緑色連鎖球菌、および非ペニシリナーゼ産生ブドウ球菌に対して有効です。ペニシリンGは、ペニシリン感受性が低いゲンタマイシン耐性Enterococcus faecalis配列6型の診断および治療への示唆となる研究のために使用されています。また細胞培養物にペニシリンGを単独で使用したときの作用、ならびにストレプトマイシンおよび他の抗生物質と併用したときの作用を研究するために使用されています。

生物化学的／生理学的作用

作用機序：ペニシリンGは、ペニシリン結合タンパク質（PBP）に結合して細胞壁合成を阻害することで作用し、ペプチドグリカン鎖架橋を阻害します。

抗菌スペクトル：ペニシリンGには、グラム陽性およびグラム陰性細菌に対する活性があります。

注意

溶液はろ過滅菌する必要があり、2～8℃で1週間保存できます。また、-20℃でさらに長期間保存できます。 溶液は37℃で3日間安定です。 ナトリウム塩は100 mg/mLでH₂Oに溶解します。

その他情報

1 mu、10 mu、25 mu、100 mu

乾燥した十分に換気された場所で容器を密閉しておきます。ペニシリンを含むため、乾燥した場所で保存してください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H317
• 注意書き: P261 - P272 - P280 - P302 + P352 - P333 + P313 - P362 + P364
• 危険有害性の分類: Skin Sens. 1
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Faceshields, Gloves