S6501

ストレプトマイシン 硫酸塩

powder

• 別名: 2-[(1S,2R,3R,4S,5R,6R)-5-(diaminomethylideneamino)-2-[(2R,3S,4S,5S)-3-[(2S,3S,4S,5R,6S)-4,5-dihydroxy-6-(hydroxymethyl)-3-methylamino-oxan-2-yl]oxy-4-formyl-4-hydroxy-5-methyl-oxolan-2-yl]oxy-3,4,6-trihydroxy-cyclohexyl]guanidine
• 化学式: C₂₁H₃₉N₇O₁₂ · 1.5 H₂SO₄
• CAS番号: 3810-74-0
• 分子量: 728.69
• Beilstein: 3894995
• EC Number: 223-286-0
• MDL番号: MFCD00037023
• UNSPSCコード: 51281675
• PubChem Substance ID: 24899705
• NACRES: NA.76

特性

• 由来生物: Streptomyces griseus
• 品質水準: 200
• フォーム: powder
• 有効性: ≥720 I.U. per mg
• 分子量: calculated mol wt 1457.38
• 保管条件: (Keep container tightly closed in a dry and well-ventilated place. Keep in a dry place.)
• 色: white to off-white
• 抗生物質活性スペクトル: Gram-negative bacteria; Gram-positive bacteria; mycobacteria
• 作用機序: protein synthesis | interferes
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: OS(O)(=O)=O.OS(O)(=O)=O.OS(O)(=O)=O.CN[C@H]1[C@H](O)[C@@H](O)[C@H](CO)O[C@H]1O[C@H]2[C@@H](O[C@@H](C)[C@]2(O)C=O)O[C@@H]3[C@@H](O)[C@H](O)[C@@H](NC(N)=N)[C@H](O)[C@H]3NC(N)=N.CN[C@H]4[C@H](O)[C@@H](O)[C@H](CO)O[C@H]4O[C@H]5[C@@H](O[C@@H](C)[C@]5(O)C=O)O[C@@H]6[C@@H](O)[C@H](O)[C@@H](NC(N)=N)[C@H](O)[C@H]6NC(N)=N
• InChI: 1S/2C21H39N7O12.3H2O4S/c2*1-5-21(36,4-30)16(40-17-9(26-2)13(34)10(31)6(3-29)38-17)18(37-5)39-15-8(28-20(24)25)11(32)7(27-19(22)23)12(33)14(15)35;3*1-5(2,3)4/h2*4-18,26,29,31-36H,3H2,1-2H3,(H4,22,23,27)(H4,24,25,28);3*(H2,1,2,3,4)/t2*5-,6-,7-,8+,9-,10-,11-,12+,13-,14-,15-,16-,17-,18-,21+;;;/m00.../s1
• InChI Key: QTENRWWVYAAPBI-YZTFXSNBSA-N

詳細

詳細

(C₂₁H₃₉N₇O₁₂)₂ ⋅3H₂O₄S

化学構造：アミノグリコシド

アプリケーション

ストレプトマイシンはストレプトマイシン耐性メカニズムの研究に使用され、細胞培養用途における細菌汚染阻害のためにペニシリン及び他の薬剤とともによく使用されます。 分子生物学的用途では25～50μg/mL、細胞培養用途では100 mg/L、及び胚培養では50 mg/Lの使用が推奨されています。

生物化学的／生理学的作用

作用機序：ストレプトマイシンは、30SリボソームサブユニットがS12タンパク質に結合することにより原核生物のタンパク質合成を阻害して作用します。その結果、開始複合体から鎖伸長リボソームへの移行を阻害します。 本化合物はミスコードを引き起こすか又は開始を阻害します。

耐性機序：S12リボソームタンパク質の遺伝子であるrpsLの突然変異により、ストレプトマイシンのリボソームへの結合を阻害します。 また、アミノグリコシドホスホトランスフェラーゼはストレプトマイシンを不活性化します。

抗菌スペクトル：ストレプトマイシンはグラム陰性菌及びグラム陽性菌に対して作用します。

注意

溶液は2～8℃で最長1ヵ月、－20℃でさらに長期間保存できます。 37℃では、溶液は3日間安定です。

調製ノート

ストック溶液は、バイアル中で滅菌水を用いて20～25 mg/mLの濃度に直接調製します。

その他情報

容器は密閉し、乾燥した換気のよい場所で保管してください。乾燥した場所で保管してください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08,GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H302,H361fd
• 注意書き: P202 - P264 - P270 - P280 - P301 + P312 - P308 + P313
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Oral - Repr. 2
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Faceshields, Gloves