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Merck

E1385

Sigma-Aldrich

臭化エチジウム 溶液

BioReagent, for molecular biology, 500 μg/mL in H2O

別名:

3,8-ジアミノ-5-エチル-6-フェニルフェナントリジニウムブロミド, EtBr, 臭化ホミジウム

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About This Item

実験式(ヒル表記法):
C21H20BrN3
CAS番号:
分子量:
394.31
Beilstein:
3642536
MDL番号:
UNSPSCコード:
41105322
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.31

グレード

for molecular biology

製品種目

BioReagent

濃度

500 μg/mL in H2O

テクニック

electrophoresis: suitable

適合性

suitable for gel electrophoresis

SMILES記法

[Br-].CC[n+]1c(-c2ccccc2)c3cc(N)ccc3c4ccc(N)cc14

InChI

1S/C21H19N3.BrH/c1-2-24-20-13-16(23)9-11-18(20)17-10-8-15(22)12-19(17)21(24)14-6-4-3-5-7-14;/h3-13,23H,2,22H2,1H3;1H

InChI Key

ZMMJGEGLRURXTF-UHFFFAOYSA-N

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アプリケーション

オートファジー(自己貪食)におけるミトコンドリア損傷シグナルを調べることを目的として、mtDNAを枯渇させるために臭化エチジウム溶液が使用されています。また、これはコメットアッセイを用いてDNA損傷を検出するためにも使用されています。
臭化エチジウム(EtBr)は、PAGEまたはアガロースゲル電気泳動で核酸の染色に最も一般的に使用されています。EtBrの蛍光は、二本鎖RNAに結合すると21倍に、二本鎖DNAに結合すると25倍に増加するため、低濃度(10 μg/mL)で染色する場合はバックグラウンドを脱色する必要がありません。臭化エチジウムは、核酸に対する蛍光分析で多数使用されています。一本鎖DNAと(強力ではないが)結合し、また三本鎖DNAと結合することが示されています。DNAに結合する能力があることから、EtBrはDNAポリメラーゼの阻害剤です。

生物化学的/生理学的作用

臭化エチジウムは二本鎖のDNAとRNAとにインターカレーションし、フレームシフト型変異原物質として作用します。生存細胞、アポトーシス細胞、および壊死細胞を区別するため、アクリジンオレンジと併用することもできます。

再構成

電気泳動後のゲルの染色に用いる場合は、ストック溶液を水で0.5 μg/mlに希釈して、15~30分間ゲルを浸漬します。通常、脱色の必要はありませんが、バックグラウンドを下げる必要がある場合は水に15分間浸漬します。染色後、UVライトボックス(波長254 nm)上でDNAのバンドを検出します。ゲルおよび泳動用バッファーに臭化エチジウムを0.5 μg/mlとなるよう添加しておくと、泳動終了後すぐにバンド検出を行なうことができます。

保管分類コード

12 - Non Combustible Liquids

WGK

nwg

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

E1385-BULK:
E1385-VAR:
E1385-5ML:4548173195216


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

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