DCAS9P300

Sigma CRISPR dCas9-p300アクチベーター発現プラスミド

• UNSPSCコード: 41106610
• NACRES: NA.51

特性

• リコンビナント: expressed in E. coli
• 品質水準: 200
• 包装: vial of 50 μL
• 濃度: 20 ng/μL in TE buffer; DNA (1μg of plasmid DNA)
• アプリケーション: CRISPR
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C

詳細

詳細

不活性型Cas9またはdCas9のヒトE1A関連タンパク質p300のヒストンアセチルトランスフェラーゼ（HAT）触媒コアドメインへの融合に基づく遺伝子活性化システム。p300ドメインを含むdCas9-p300 CRISPR Gene Activatorは、dCas9-VP64またはその他の類似の遺伝子活性化モチーフに対して独特な作用機序を示します。p300ヒストンアセチルトランスフェラーゼタンパク質は、そのヘテロクロマチン状態からDNAを放出し、内因性の細胞機構による連続かつ安定な遺伝子発現を実現することで、転写を直接的に行う道を切り開きます。Cas9発現プラスミドでは、Cas9の強力な一過性発現のためのCMVプロモーターが使用されています。別のプロモーターは、MluIとNheIを使ってCMVを置換できます。また、T7を用いるmRNA産生のためにCas9発現プラスミドをXbaIで直鎖化することもできます。

アプリケーション

• 機能ゲノミクス／ターゲットバリデーション／エピジェネティック修飾
• 転写活性化

特徴および利点

• SigmaのCRISPR dCas9p300プラスミドは、標的細胞型において到達と発現を簡単にモニタリングできるようにp300-HATとGFPを同時発現します（図1）。gRNAは、p300 HATの触媒ドメインに融合したヌクレアーゼ活性を持たないCas9（dCas9）をうまく誘導して、ヒストンアセチル化レベルと内因性遺伝子発現レベルを増加させます。このdCas9-p300ヒストンアセチル化アプローチは、dCas9-VP64またはその他の類似の遺伝子活性化モチーフに対して独特な作用機序を示します。

構成

1本のバイアルにはdCas9-p300プラスミド1ugが入っています。

関連事項

U6-gRNAプラスミドのご注文は、こちら：sigma.com/crisprs


dcas9-p300 Gene Activator発現プラスミドに関する詳細情報は、こちらをクリック。

その他情報

必ずU6-gRNAのみの発現プラスミドと併用すること。

安全性情報

• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: nwg
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable