C3618

セチリジン 二塩酸塩

≥98% (HPLC)

• 別名: [2-[4-[(4-クロロフェニル)フェニルメチル]-1-ピペラジニル]エトキシ]酢酸 二塩酸塩
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₁H₂₅ClN₂O₃ · 2HCl
• CAS番号: 83881-52-1
• 分子量: 461.81
• MDL番号: MFCD00941428
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 329775040
• NACRES: NA.77

特性

• 品質水準: 100
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• フォーム: powder
• 保管条件: desiccated
• 色: white to beige
• 溶解性: H₂O: 5 mg/mL, clear
• 関連疾患: allergies
• SMILES記法: OC(COCCN1CCN(C(C2=CC=C(Cl)C=C2)C3=CC=CC=C3)CC1)=O.[H]Cl.[H]Cl
• InChI: 1S/C21H25ClN2O3.2ClH/c22-19-8-6-18(7-9-19)21(17-4-2-1-3-5-17)24-12-10-23(11-13-24)14-15-27-16-20(25)26;;/h1-9,21H,10-16H2,(H,25,26);2*1H
• InChI Key: PGLIUCLTXOYQMV-UHFFFAOYSA-N
• 遺伝子情報: human ... HRH1(3269)

詳細

アプリケーション

セチリジン二塩酸塩は、ヒト胎児腎臓HEK-293細胞に由来するHSDSEAP（ポリ）クローン細胞のヒスタミン受容体H1のアンタゴニストとして使用されています。また、ウマ血清アルブミンセチリジン複合体の結晶化のリガンドとしても使用されています。

生物化学的／生理学的作用

セチリジンは、(R)-レボセチリジンおよび(S)-デキストロセチリジンのラセミ混合物です。酸性pHで両性イオンとして存在し、受動拡散によって吸収されます。セチリジンは、アレルギー性鼻炎および慢性特発性蕁麻疹の処方薬です。

セチリジン塩酸塩は、経口活性型で選択的なH1受容体拮抗薬です。抗ヒスタミン剤であり、ピペラジン類です。非鎮静型ヒスタミンH1受容体拮抗薬であり、ヒドロキシジンの主要代謝物です。薬理活性は主に(R)-異性体にあります。

セチリジン塩酸塩は、非鎮静型ヒスタミンH1受容体拮抗薬です。

特徴および利点

この化合物は、Handbook of Receptor Classification and Signal Transduction（受容体分類および信号伝達ハンドブック）のヒスタミン受容体のページに記載されています。ハンドブックのその他のページをご覧になるには、ここをクリックしてください。

本化合物は、ADME Tox研究用製品です。さらにADME Tox研究用製品をご覧になりたい場合は、こちらをクリックしてください。その他の研究領域用の生物活性低分子に関する詳細については、sigma.com/discover-bsmをご参照ください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H302
• 注意書き: P264 - P270 - P301 + P312 - P501
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Oral
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Faceshields, Gloves