C3042

コルチコトロピン放出因子 ヒト, ラット

≥95% (HPLC), powder

• 別名: CRF, CRH
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₀₈H₃₄₄N₆₀O₆₃S₂
• CAS番号: 86784-80-7
• 分子量: 4757.45
• MDL番号: MFCD00213806
• UNSPSCコード: 12352200
• NACRES: NA.32

特性

• 由来生物: human; rat
• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥95% (HPLC)
• フォーム: powder
• 分子量: 4757.45
• 保管条件: (Keep container tightly closed in a dry and well-ventilated place)
• テクニック: activity assay: suitable
• 溶解性: water: 1.00-1.04 mg/mL, colorless
• UniProtアクセッション番号: P06850
• 保管温度: −20°C
• InChI Key: VXFVFWFSJFSXHN-FAUHKOHMSA-N
• 遺伝子情報: human ... CRH(1392)

詳細

Amino Acid Sequence

Ser-Glu-Glu-Pro-Pro-Ile-Ser-Leu-Asp-Leu-Thr-Phe-His-Leu-Leu-Arg-Glu-Val-Leu-Glu-Met-Ala-Arg-Ala-Glu-Gln-Leu-Ala-Gln-Gln-Ala-His-Ser-Asn-Arg-Lys-Leu-Met-Glu-Ile-Ile-NH2

詳細

コルチコトロピン放出因子は、41個のアミノ酸から成るポリペプチドです。ニューロン、視床下部、および扁桃体で発現しています。

研究分野：ニューロサイエンス

アプリケーション

ヒト／ラット副腎皮質刺激ホルモン放出因子は、次の用途で使用されています。

• 肺外植片のインキュベーションに用いるダルベッコ改変イーグル培地（DMEM）の成分として。
• 胎児末梢肺上皮細胞の分離および培養に用いる無血清完全培地の成分として。
• 副腎皮質刺激ホルモン放出因子（CRF）-TAMRA 1混合物の合成に。
• 海馬における低酸素に対するその作用を研究する目的で、脳室内に長期投与。′

生物化学的／生理学的作用

CRFは、下垂体前葉からACTHおよびエンドルフィンを遊離する視床下部ペプチドです。中枢神経系の神経伝達物質でもあり、ストレスに対する自律神経および内分泌応答に関与しています。

コルチコトロピン放出因子は、ストレス応答を調節します。視床下部-下垂体-副腎系のストレス刺激による活性化を促進します。−−高レベルの副腎皮質刺激ホルモン放出因子／ホルモン（CRF/H）は、ストレスに関連する生理学的・行動学的障害において認められています。不安障害やうつ状態に関与しています。ストレス条件下では、CRHの放出により、副腎皮質刺激ホルモン（ACTH）の放出のため、下垂体前葉においてコルチコトロピン放出ホルモン受容体1型（CRHR1）が活性化され、ACTHはさらにコルチゾール／コルチコステロンの産生を刺激します。

下垂体前葉からACTHおよびエンドルフィンを遊離する、中枢神経系の神経伝達物質です。

その他情報

0.1% TFA（H2O中）から凍結乾燥しています。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)