C1511

コリスチンナトリウムメタンスルホナート

~11,500 U/mg

• 別名: コリマイシンナトリウム メタンスルホン酸塩, ポリミキシン E ナトリウム メタンスルホン酸塩, ポリミキシンEのメタンスルホン酸誘導体
• 実験式（ヒル表記法）: C₅₈H₁₁₅N₁₆Na₅O₂₈S₅
• CAS番号: 8068-28-8
• 分子量: 1759.90
• EC Number: 232-516-9
• MDL番号: MFCD00130824
• UNSPSCコード: 51102829
• PubChem Substance ID: 24892418
• NACRES: NA.85

特性

• フォーム: powder
• 品質水準: 200
• 比活性: ~11,500 U/mg
• 溶解性: H₂O: 50 mg/mL
• 抗生物質活性スペクトル: Gram-negative bacteria
• 作用機序: cell membrane | interferes
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: [Na+].[Na+].[Na+].[Na+].[Na+].CS([O-])(=O)=O.CS([O-])(=O)=O.CS([O-])(=O)=O.CS([O-])(=O)=O.CS([O-])(=O)=O.CCC(C)CCCCC(=O)N[C@@H](CCN)C(=O)N[C@@H](C(C)O)C(=O)N[C@@H](CCN)C(=O)N[C@H]1CCNC(=O)[C@@H](NC(=O)[C@H](CCN)NC(=O)[C@@H](CCN)NC(=O)[C@H](CC(C)C)NC(=O)[C@@H](CC(C)C)NC(=O)[C@H](CCN)NC1=O)C(C)O
• InChI: 1S/C53H100N16O13.5CH4O3S.5Na/c1-9-30(6)12-10-11-13-41(72)60-33(14-20-54)48(77)69-43(32(8)71)53(82)65-36(17-23-57)45(74)64-38-19-25-59-52(81)42(31(7)70)68-49(78)37(18-24-58)62-44(73)34(15-21-55)63-50(79)39(26-28(2)3)67-51(80)40(27-29(4)5)66-46(75)35(16-22-56)61-47(38)76;5*1-5(2,3)4;;;;;/h28-40,42-43,70-71H,9-27,54-58H2,1-8H3,(H,59,81)(H,60,72)(H,61,76)(H,62,73)(H,63,79)(H,64,74)(H,65,82)(H,66,75)(H,67,80)(H,68,78)(H,69,77);5*1H3,(H,2,3,4);;;;;/q;;;;;;5*+1/p-5/t30?,31-,32-,33+,34-,35+,36+,37+,38+,39+,40-,42+,43+;;;;;;;;;;/m1........../s1
• InChI Key: WSDSONZFNWDYGZ-BKFDUBCBSA-I

詳細

詳細

化学構造：ペプチド

アプリケーション

コリスチンナトリウムメタンスルホン酸塩は、細菌細胞膜を透過化するために、またマンノース耐性赤血球凝集の研究に使用されます。

生物化学的／生理学的作用

コリスチンは陽イオン性多成分リポペプチド抗生物質です。コリスチンはトリペプチド側鎖を持つ環状ヘプタペプチドから成り、脂肪酸によりN末端がアセチル化されます。コリスチンは強力な抗エンドトキシン物質です。 コリスチンは陰イオン性LPS分子と相互作用し、カルシウムイオンおよびマグネシウムイオンを置換します。コリスチンは細胞質膜を可溶化し、細胞質が漏出します。これが殺菌作用に寄与します。

作用の様態:グラム陰性菌の細胞膜上の脂質に結合し、細胞壁の構造を破壊します。
抗菌スペクトル:グラム陰性菌。

その他情報

乾燥した十分に換気された暗所で容器を密封しておきます。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)