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ジゴキシゲニン NHS-エステル

≥80% (HPLC)

• 別名: ε-(ジゴキシゲニン-3-0-アセトアミド)カプロン酸 N-ヒドロキシスクシンイミドエステル, DIG NHS
• 実験式（ヒル表記法）: C₃₅H₅₀N₂O₁₀
• CAS番号: 129273-26-3
• 分子量: 658.78
• MDL番号: MFCD02093394
• UNSPSCコード: 12352108
• PubChem Substance ID: 57651557
• NACRES: NA.25

特性

• アッセイ: ≥80% (HPLC)
• フォーム: solid
• 輸送温度: wet ice
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: [H][C@]12CC[C@]3([H])[C@]([H])(C[C@@H](O)[C@]4(C)[C@H](CC[C@]34O)C5=CC(=O)OC5)[C@@]1(C)CC[C@@H](C2)OCC(=O)NCCCCCC(=O)ON6C(=O)CCC6=O
• InChI: 1S/C35H50N2O10/c1-33-13-11-23(45-20-28(39)36-15-5-3-4-6-31(42)47-37-29(40)9-10-30(37)41)17-22(33)7-8-25-26(33)18-27(38)34(2)24(12-14-35(25,34)44)21-16-32(43)46-19-21/h16,22-27,38,44H,3-15,17-20H2,1-2H3,(H,36,39)/t22-,23+,24-,25-,26+,27-,33+,34+,35+/m1/s1
• InChI Key: KHNDABJZSPPYLE-FUGFVFQCSA-N

詳細

アプリケーション

ジゴキシゲニンNHS-エステルは、酵素結合免疫吸着測定法（ELISA）分析のためのストレプトアビジン-ジゴキシゲニン結合体およびジゴキシン組換えAra h1（ピーナッツ成分）結合体の調製に使用されています。

生物化学的／生理学的作用

アグリコンであるジゴキシゲニンは、薬理作用を有する植物の毒素です。ジゴキシンよりも作用は弱く、心疾患の治療に低用量で使用されています。ジゴキシゲニンは通常、他のペイロードに結合し、その残存活性または組織への近接性を低下させます。ジゴキシゲニンは永久的に結合し、捕捉モジュールによって完全に覆われているため、活性物質として使用することはできません。

ジゴキシゲニンNHS-エステルは、穏やかな条件下でアミノ基と反応し、ジゴキシゲニン成分をタンパク質または5′-アミノ置換オリゴヌクレオチドに結合させる活性化エステルです親和性と特異性が高い抗ジゴキシゲニン抗体を使用した検出を目的として、ジゴキシゲニン標識を用いて分子に免疫タグを付与します。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS06,GHS08
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H300 + H310 + H330,H373
• 注意書き: P260 - P262 - P280 - P302 + P352 + P310 - P304 + P340 + P310 - P314
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 2 Dermal - Acute Tox. 2 Inhalation - Acute Tox. 2 Oral - STOT RE 2
• 保管分類コード: 6.1A - Combustible acute toxic Cat. 1 and 2 / very toxic hazardous materials
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type P3 (EN 143) respirator cartridges