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Merck

201030

Sigma-Aldrich

四酸化オスミウム

ReagentPlus®, 99.8%

別名:

オスミウム酸, 酸化オスミウム(VIII)

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About This Item

化学式:
OsO4
CAS番号:
分子量:
254.23
EC Number:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352303
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.55

蒸気密度

8.8 (vs air)

蒸気圧

7 mmHg ( 20 °C)

製品種目

ReagentPlus®

アッセイ

99.8%

形状

crystalline
powder

反応適合性

reagent type: oxidant

bp

130 °C (lit.)

mp

39.5-41 °C (lit.)

保管温度

2-8°C

SMILES記法

O=[Os](=O)(=O)=O

InChI

1S/4O.Os

InChI Key

VUVGYHUDAICLFK-UHFFFAOYSA-N

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詳細

四酸化オスミウム(OsO4)は様々な有機反応に触媒として広く用いられています。OsO4を用いたアリルアルコール及び誘導体の酸化の立体化学が報告されています。オレフィンとの反応の研究が行われています。アルカリ溶媒中のヘキサシアノ鉄(III)酸カリウムとの反応を介したフルオロキノロンの酸化に、触媒として用いられます。この酸化反応の速度論が研究されました。

アプリケーション

四酸化オスミウムは、立体的に妨害されたオレフィンをヒドロキシル化する触媒として使用されることがあります。
四酸化オスミウムは以下のようなプロセスに使用されることがあります:
  • アルケノールのラクトン化を促す。
  • 対応するケトン又はカルボン酸を形成する、オキソンによるオレフィンの選択的酸化的開裂に介在する。
  • モノ-trans-二置換、及び三置換オレフィンをジヒドロキシル化してキラルアミン存在下でエナンチオ選択性の高い1,2-ジオールを形成する。
顕微鏡観察において細胞を可視化するために広く用いられる酸化剤です。カーボンナノチューブのグラフェン層の酸化的開裂を促し、フラーレンケージに′開口部′を形成する可能性を生じさせます。

法的情報

ReagentPlus is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany

ピクトグラム

Skull and crossbonesCorrosion

シグナルワード

Danger

危険有害性情報

危険有害性の分類

Acute Tox. 1 Dermal - Acute Tox. 2 Inhalation - Acute Tox. 2 Oral - Eye Dam. 1 - Skin Corr. 1B

保管分類コード

6.1A - Combustible acute toxic Cat. 1 and 2 / very toxic hazardous materials

WGK

WGK 1

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

労働安全衛生法名称等を表示すべき危険物及び有害物

名称等を表示すべき危険物及び有害物

労働安全衛生法名称等を通知すべき危険物及び有害物

名称等を通知すべき危険物及び有害物

Jan Code

201030-1G-PW:
201030-250MG:4548173929972
201030-500MG:4548173929989
201030-500MG-PW:
201030-250MG-PW:
201030-100MG:4548173921822
201030-BULK:
201030-1G:4548173929965
201030-VAR:
201030-100MG-PW:


試験成績書(COA)

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Hwang, K.C.
Journal of the Chemical Society. Chemical Communications, 173-173 (1995)
Highly enantioselective dihydroxylation of olefins by osmium tetroxide with chiral diamines.
Nakajima M, et al.
Tetrahedron, 49(47), 10793-10806 (1993)
Direct Lactonization of Alkenols via Osmium Tetroxide-Mediated Oxidative Cleavage.
Schomaker JM, et al.
Organic Letters, 5(17), 3089-3092 (2003)
Osmium tetroxide-promoted catalytic oxidative cleavage of olefins: an organometallic ozonolysis.
Travis BR, et al.
Journal of the American Chemical Society, 124(15), 3824-3825 (2002)
On stereochemistry of osmium tetroxide oxidation of allylic alcohol systems: empirical rule.
Cha JK, et al.
Tetrahedron Letters, 24(37), 3943-3946 (1983)

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