10220647001

GTP-γ-S

Tetralithium salt

• 別名: GTP-γ-S, GTP
• UNSPSCコード: 12352204

特性

• 詳細: C₁₀H₁₂N₅O₁₃P₃SLi₄
• 品質水準: 100
• アッセイ: 87% (HPLC)
• 形状: solid
• 分子量: M_r 539.2 (GTP-γ-S); M_r 563.0 (GTP-γ-S-Li₄)
• 組成: GDP, ≤12% HPLC ; GMP, ≤1% HPLC ; GTP, ≤2% HPLC
• 包装: pkg of 10 mg
• メーカー／製品名: Roche
• 保管条件: protect from light
• 濃度: 97%
• テクニック: activity assay: suitable
• 色: white
• 溶解性: water: soluble
• 保管温度: −20°C (−15°C to −25°C)

詳細

詳細

グアノシン5′-O-(3-チオ三リン酸)四リチウム塩（GTP-γ-S）は、GTPの加水分解抵抗性アナログです。光受容体中のホスホジエステラーゼ阻害物質です。

アプリケーション

GTP-γ-Sは下記で使用されています：

• プロテアーゼ活性化受容体4（PAR4）の機能性を評価するためのG-タンパク質活性化アッセイ
• Gタンパク質アルファサブユニット（Gα）の蛍光定量的グアニンヌクレオチド交換アッセイ
• ホスホリパーゼCγ2変異体のRacファミリー小型グアノシントリホスファターゼ（GTPase）2（Rac2）刺激活性をモニタリングするため

生物化学的／生理学的作用

グアノシン5′-O-（3-チオ三リン酸）（GTP-γ-S）は、グアニンヌクレオチド結合タンパク質を活性化し、ゆっくりと酵素的に加水分解されます。グアノシン三リン酸（GTP）よりも強力にグアノシントリホスファターゼ（GTPアーゼ）を阻害します。

保管および安定性

粉末は乾燥状態で-15～-25°Cで保存してください。pH約7の水溶液は-15～-25°Cで6カ月間安定です。

アナリシスノート

吸収：内容物は、水溶液中で、254 nmにおける吸光度で測定されます。
条件：

• 二重蒸留水で約10 mg/mLに希釈。
• 希釈：二重蒸留水9.8 mL＋サンプル0.2 mL。

その他情報

ライフサイエンス研究のみに使用できます。診断に使用しないでください。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): does not flash
• 引火点(℃): does not flash