G8634

グアノシン 5′-[γ-チオ]三リン酸 四リチウム塩

≥90% (contains < 10% GDP, HPLC), powder

• 別名: GTPγS 四リチウム塩, GTP-γ-S-Li₄, グアノシン 5′-O-(3-チオ三リン酸) 四リチウム塩
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₀H₁₂Li₄N₅O₁₃P₃S
• CAS番号: 94825-44-2
• 分子量: 562.98
• Beilstein: 8182249
• EC Number: 305-606-1
• MDL番号: MFCD00135151
• UNSPSCコード: 41106305
• PubChem Substance ID: 24895344
• NACRES: NA.77

特性

• アッセイ: ≥90% (contains < 10% GDP, HPLC)
• 形状: powder
• 色: white to off-white
• 溶解性: H₂O: ≥75 mg/mL (Solutions are very unstable; prepare immediately prior to use.)
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: [Li+].[Li+].[Li+].[Li+].NC1=Nc2c(ncn2[C@@H]3O[C@H](COP([O-])(=O)OP([O-])(=O)OP([O-])([O-])=S)[C@@H](O)[C@H]3O)C(=O)N1
• InChI: 1S/C10H16N5O13P3S.4Li/c11-10-13-7-4(8(18)14-10)12-2-15(7)9-6(17)5(16)3(26-9)1-25-29(19,20)27-30(21,22)28-31(23,24)32;;;;/h2-3,5-6,9,16-17H,1H2,(H,19,20)(H,21,22)(H2,23,24,32)(H3,11,13,14,18);;;;/q;4*+1/p-4/t3-,5-,6-,9-;;;;/m1..../s1
• InChI Key: AMQXJFWJOAWCPV-ZVQJTLEUSA-J

詳細

アプリケーション

グアノシン5′-[γ-チオ]三リン酸テトラリチウム塩は以下の用途に用いられています：

• 溶解緩衝液の成分として
• 卵母細胞と哺乳類細胞のパッチクランプ実験で、Gタンパク質を常に活性状態に維持するため
• G-タンパク質αと結合させ、キナーゼ活性への自身の影響の検討に

生物化学的／生理学的作用

GTP-γ-Sは非加水分解性GTPアナログであり、Gタンパク質活性化因子として知られています。近年、in vitroにおいて、タンパク質分解からのタンパク質の保護、チロシンキナ-ゼ依存的なGLUT4転座の刺激、ホスホリパ-ゼの刺激、アクチン重合の誘導などの作用が認められています。

特徴および利点

本化合物は、環状ヌクレオチド研究用製品に記載の製品です。他の環状ヌクレオチド製品を探す場合は、ここをクリックしてください。その他の研究領域用の生物活性低分子に関する詳細については、sigma.com/discover-bsmをご参照ください。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves