Z3902

ゼルンボン

≥98% (HPLC)

• 別名: (2E,6E,10E)-2,6,9,9-テトラメチルシクロウンデカ-2,6,10-トリエン-1-オン, ゼルンボン(6CI,7CI)
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₅H₂₂O
• CAS番号: 471-05-6
• 分子量: 218.33
• MDL番号: MFCD03700769
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 329831611
• NACRES: NA.77

特性

• 品質水準: 100
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• フォーム: powder
• 色: white to off-white
• 溶解性: DMSO: ≥10 mg/mL
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: C\C1=C/CC(C)(C)\C=C\C(=O)\C(C)=C\CC1
• InChI: 1S/C15H22O/c1-12-6-5-7-13(2)14(16)9-11-15(3,4)10-8-12/h7-9,11H,5-6,10H2,1-4H3/b11-9+,12-8+,13-7+
• InChI Key: GIHNTRQPEMKFKO-SKTNYSRSSA-N

詳細

詳細

ゼルンボンは単環式セスキテルペン化合物で、Zingiber zerumbet根茎の精油から抽出されます。抗菌性、抗侵害受容性、抗アテローム硬化性、肝保護性、および抗酸化性を示します。ゼルンボンには抗炎症作用および抗癌作用もあります。

アプリケーション

ゼルンボンは、次の用途で使用されています。

• 液体クロマトグラフィー／質量分析（LC-MS-MS）に。
• 食道扁平上皮癌（ESCC）の予防
• 治療における潜在的用途を研究するために。

生物化学的／生理学的作用

TRAIL誘導性アポトーシスの増強物質であり、DR4、DR5のインデューサーです。

ゼルンボンは、TRAILによって誘導されるアポトーシス増強剤です。DR4およびDR5発現のアップレギュレーションとcFLIPのダウンレギュレーションにより、TRAIL誘導アポトーシスを増強します。ゼルンボンは、正常なヒト内皮細胞および皮膚線維芽細胞に対し細胞毒性効果をほとんどまたはまったく有しません。ゼルンボンは、Zingiber zerumbet Smith（野生のショウガ）から分離されたセスキテルペンです。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07,GHS09
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H317,H400
• 注意書き: P273 - P280 - P302 + P352
• 危険有害性の分類: Aquatic Acute 1 - Skin Sens. 1
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable