G1046

[6]-ジンゲロール

≥98% (HPLC)

• 別名: 3-デカノン, 5-ヒドロキシ-1-(4-ヒドロキシ-3-メトキシフェニル)-, (5S)-, 5-ヒドロキシ-1-(4-ヒドロキシ-3-メトキシフェニル)-3-デカノン, 6-ジンゲロール
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₇H₂₆O₄
• CAS番号: 23513-14-6
• 分子量: 294.39
• MDL番号: MFCD00210507
• UNSPSCコード: 12352205
• PubChem Substance ID: 329799719
• NACRES: NA.25

特性

• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• 保管条件: protect from light; under inert gas
• 溶解性: methanol: 1 mg/mL, clear, colorless
• アプリケーション: metabolomics; vitamins, nutraceuticals, and natural products
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: CCCCC[C@H](O)CC(=O)CCc1ccc(O)c(OC)c1
• InChI: 1S/C17H26O4/c1-3-4-5-6-14(18)12-15(19)9-7-13-8-10-16(20)17(11-13)21-2/h8,10-11,14,18,20H,3-7,9,12H2,1-2H3/t14-/m0/s1
• InChI Key: NLDDIKRKFXEWBK-AWEZNQCLSA-N

詳細

詳細

[6]-ジンゲロールはアポトーシス、細胞周期調節、細胞傷害活性及び血管新生の阻害に関係しています。本化合物は、セロトニン遊離及び血小板凝集を妨げます。ジンゲロールは、免疫調節作用、抗アポトーシス作用、抗高血糖作用、抗高脂血症作用及び制吐作用を有しています。

アプリケーション

[6]-ジンゲロールは以下の用途に使用されています：

• 一過性受容体電位（TRP）チャネルに対する効果の研究
• 非アルコール性脂肪肝の実験モデルにおける効果の研究
• A549細胞株におけるミクロソームプロスタグランジンE2シンターゼ1（mPGES-1）、グリコーゲンシンターゼキナーゼ3β（GSK-3β）及びβ-カテニン経路に対する効果の判定
• db/dbマウスの糖尿病性腎症（DN）に対する6-ショウガオール（6-SG）の効果の分析

生物化学的／生理学的作用

ショウガ（Zingiber officinale）の中にある、抗酸化活性を持つ生物活性化合物で、抗炎症剤および抗がん剤として作用します。 [6]-ジンゲロールは、マクロファージによる炎症性サイトカインの放出を下方制御します。[6]-ジンゲロールは、フォルボールエステルで刺激したマウスの皮膚で、p38 MAPキナーゼとNF-κBの活性化をブロッキングすることにより、COX-2の発現を阻害することが分かっています。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H315,H319,H335
• 注意書き: P261 - P264 - P271 - P280 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Respiratory system
• 保管分類コード: 6.1C - Combustible acute toxic Cat.3 / toxic compounds or compounds which causing chronic effects
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Faceshields, Gloves