U4002

ウレアーゼ Canavalia ensiformis（タチナタマメ）由来

Type IX, powder, 50,000-100,000 units/g solid

• 別名: Jack bean urease, Urea amidohydrolase
• CAS番号: 9002-13-5
• Enzyme Commission number: 3.5.1.5 (BRENDA, IUBMB)
• EC Number: 232-656-0
• MDL番号: MFCD00070858
• UNSPSCコード: 12352204
• eCl@ss: 32160410
• NACRES: NA.54

特性

• タイプ: Type IX
• 品質水準: 200
• フォーム: powder
• 比活性: 50,000-100,000 units/g solid
• 分子量: ~544620 Da
• 保管温度: 2-8°C

詳細

詳細

ウレアーゼ（Ure）酵素は細胞質に存在します。酸性pHで活性があり、28°Cで発現します。ウレアーゼはニッケルに結合し、古細菌、細菌、単細胞の真核生物および植物に存在します。Jack bean（タチナタマメ）ウレアーゼは、結晶化された最初の酵素であり、ニッケルを含むことが認められた最初の酵素です。これはマルチサブユニット酵素であり、3つのタンパク質形態で91 kDaサブユニットから成ります。

サブユニット分子量:約90,770
6個のサブユニットからなる全体の分子量:約544,620

アプリケーション

Canavalia ensiformis（タチナタマメ）由来のウレアーゼは、以下の用途に使用されています。尿サンプルをスパイクして、純粋な尿中の尿素の加水分解速度を測定するためにまた、Bacillus pasteuriiおよびCanavalia ensiformis（タチナタマメ）に及ぼすポリハロゲン化ベンゾキノンおよびナフトキノンの阻害作用の研究にも使用されています。

生物化学的／生理学的作用

Canavalia ensiformis（タチナタマメ）では、ウレアーゼがL-カナバニンのカナリンへの変換を促進します。

ウレアーゼは、プリン代謝と尿素サイクルに関与しています。尿素を加水分解して、アンモニアと二酸化炭素を生成します。

単位の定義

1 μmolユニットは、pH 7.0、25°C、1分間で、1.0 μmolのNH₃を尿素から遊離させる酵素量です。これは1.0 I.U.または0.054 Sumnerユニット(pH 7.0、20°C、5分間で、1.0 mgのアンモニア態窒素を生じる酵素量)に相当します。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08,GHS07
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H315,H319,H334,H335
• 注意書き: P261 - P264 - P271 - P280 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Eye Irrit. 2 - Resp. Sens. 1 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Respiratory system
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 1