U1875

ウレアーゼ Canavalia ensiformis（タチナタマメ）由来

Type III, glycerol solution, 500-800 units/mL

• 別名: Jack bean urease, Urea amidohydrolase
• CAS番号: 9002-13-5
• Enzyme Commission number: 3.5.1.5 (BRENDA, IUBMB)
• MDL番号: MFCD00070858
• UNSPSCコード: 12352204
• eCl@ss: 32160410
• NACRES: NA.54

特性

• 由来生物: Canavalia ensiformis
• タイプ: Type III
• フォーム: glycerol solution
• 分子量: ~544620
• 濃度: 500-800 units/mL
• 保管温度: 2-8°C

詳細

詳細

サブユニット分子量:約90,770
6個のサブユニットからなる全体の分子量:約544,620

タチナタマメ（Canavalia ensiformis）由来ウレアーゼは、840のアミノ酸残基がつながった一本鎖六量体で、植物、細菌、真菌、藻類、土壌に存在しています。最初のニッケル含有酵素であり、結晶化された最初の酵素であるとみられてます。ウレアーゼには複数のアイソフォームがあり、タチナタマメウレアーゼ（JBURE-I）、カナトキシン（CNTX）、JBURE-IIBなどがあります。JBURE-Iは、他の2つのアイソフォームよりも多く存在しています。ウレアーゼは、成熟種子中に認められます。

アプリケーション

Canavalia ensiformis （タチナタマメ）由来ウレアーゼは、次のように使用されています：

• 左心房（LV）および中隔組織から抽出されたサンプルを用いるクレアチニンとクレアチニンリン酸のアッセイ
• 安定化尿素サンプルにおける尿素濃度の測定
• 植物抽出物のウレアーゼ活性を測定するためのスタンダードの1つとして

生物化学的／生理学的作用

ウレアーゼ活性は光曝露後にベンツピレンにより阻害されることが示されています。この阻害はベンツピレンがウレアーゼのスルフヒドリル基に及ぼす影響によるものです。′

植物において、ウレアーゼは、自然や防御機構における窒素のバイオアベイラビリティ／代謝に不可欠です。ウレアーゼは、尿素の加水分解を触媒して成長のための窒素源であるアンモニアと二酸化炭素を放出する金属酵素です。内部ペプチドが介在する殺虫作用と抗真菌活性を発揮します。

単位の定義

1 μmolユニットは、pH 7.0、25°C、1分間で、1.0 μmolのNH₃を尿素から遊離させる酵素量です。これは1.0 I.U.または0.054 Sumnerユニット(pH 7.0、20°C、5分間で、1.0 mgのアンモニア態窒素を生じる酵素量)に相当します。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08,GHS07
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H315,H319,H334,H335
• 注意書き: P261 - P264 - P271 - P302 + P352 - P304 + P340 + P312 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Eye Irrit. 2 - Resp. Sens. 1 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Respiratory system
• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable