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Merck

T9201

Sigma-Aldrich

トリプシン ウシ膵臓由来

powder, ≥7,500 BAEE units/mg solid

別名:

Serine Protease 1

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About This Item

CAS番号:
Enzyme Commission number:
EC Number:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352204
NACRES:
NA.54

形状

powder

品質水準

比活性

≥7,500 BAEE units/mg solid

分子量

23.8 kDa

組成

, ≥90 % protein

不純物

≤3 BTEE units/mg solid Chymotrypsin

保管温度

−20°C

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アプリケーション

ペプチドのトリプシン消化には、トリプシン:ペプチドに対して約1:100から1:20の比率を使用します。この製品の一般的な用途は、培養表面から接着細胞を除去することです。基質から細胞を取り除くのに必要なトリプシンの濃度は、主に細胞の種類と培養期間に依存します。トリプシンは、細胞培養中の細胞の再懸濁、タンパク質の消化のためのプロテオミクス研究、および様々なゲル内消化にも使用されています。その他の用途には、膜ベースの手法による結晶化の評価や、タンパク質フォールディング速度と収量が動的トラップの存在によって制限されうることを確認する研究が含まれます。

生物化学的/生理学的作用

トリプシンは、リジンおよびアルギニン残基のC末端側のペプチドを切断します。酸性残基が切断部位の両側にある場合、この反応の加水分解速度は遅くなり、プロリン残基が切断部位のカルボキシル側にある場合、加水分解は停止します。トリプシン活性の至適pHは7~9です。また、トリプシンは、アミノ酸の合成誘導体のエステルおよびアミド結合を切断するよう作用します。EDTAは、トリプシンが作用するペプチド結合を不明瞭にするカルシウムおよびマグネシウムイオンを中和するキレート剤としてトリプシン溶液に添加されます。これらのイオンを除去すると、酵素活性が増加します。

DFP、TLCK、APMSF、AEBSEF、およびアプロチニン等を含むセリンプロテアーゼ阻害剤がトリプシンを阻害します。

構成

トリプシンは 223 アミノ酸残基からなる 1 本鎖ポリペプチドから成り、トリプシノーゲンのペプチド鎖のリジン‐イソロイシン部位の切断により N 末端のヘキサペプチドが除かれることにより生成します。アミノ酸配列は 6 つのジスルフィド結合により架橋されています。これがトリプシン、β‐トリプシンの生来の姿となります。β‐トリプシンは自己分解し、リジン‐セリン残基部位で切断し、α‐トリプシンを生成することがあります。トリプシンはセリンプロテアーゼファミリーメンバーの一つです。

注意

1 mM HCl 溶液は小分けして -20C°で保存して 1 年間安定です。Ca2+ の存在もまたトリプシンの自己消化を減少させ、溶液中での安定性が維持されます。トリプシンはまた 2.0 M 尿素、2.0 M グアニジン塩酸塩あるいは 0.1%(w/v)SDS 溶液中でその活性を最大限に維持します。

単位の定義

基質として1単位のBAEEを使用したとき、pH 7.6、25°CにおけるA253は0.001/分となります。

調製ノート

この製品はニュージーランドから供給される膵臓由来のものです。トリプシンは1 mM HCl に1 mg/mLで可溶です。

以下による置換

ピクトグラム

Health hazardExclamation mark

シグナルワード

Danger

危険有害性情報

危険有害性の分類

Eye Irrit. 2 - Resp. Sens. 1 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3

ターゲットの組織

Respiratory system

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 1

個人用保護具 (PPE)

dust mask type N95 (US), Eyeshields, Faceshields, Gloves


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

T9201-1G:
T9201-100MG:
T9201-10G:
T9201-5G:
T9201-500MG:
T9201-VAR:
T9201-BULK:
T9201-50MG:


試験成績書(COA)

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プロトコル

This procedure is for products with a specification for Trypsin activity using Na-Benzoyl-L-arginine ethyl ester (BAEE) as a substrate. The procedure is a continuous spectrophotometric rate determination (A253, Light path = 1 cm).

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

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