T7024

N,N,N′,N′-テトラメチルエチレンジアミン

BioReagent, for molecular biology, ≥99% (GC)

• 別名: 1,2-ビス(ジメチルアミノ)エタン, TEMED, TMEDA
• 化学式: (CH₃)₂NCH₂CH₂N(CH₃)₂
• CAS番号: 110-18-9
• 分子量: 116.20
• Beilstein: 1732991
• EC Number: 203-744-6
• MDL番号: MFCD00008335
• UNSPSCコード: 41105319
• PubChem Substance ID: 24900242
• NACRES: NA.31

特性

• グレード: for molecular biology
• 製品種目: BioReagent
• アッセイ: ≥99% (GC)
• expl. lim.: 9.08 %
• 屈折率: n20/D 1.4179 (lit.)
• bp: 120-122 °C (lit.)
• mp: −55 °C (lit.)
• 密度: 0.775 g/mL at 20 °C (lit.)
• その他の活性: DNase, RNase, protease, none detected
• SMILES記法: CN(C)CCN(C)C
• InChI: 1S/C6H16N2/c1-7(2)5-6-8(3)4/h5-6H2,1-4H3
• InChI Key: KWYHDKDOAIKMQN-UHFFFAOYSA-N

詳細

アプリケーション

この製品は分子生物学グレードとして指定されており、ポリアクリルアミドゲル電気泳動（PAGE）に適しています。これはヌクレアーゼおよびプロテアーゼの非存在について分析されています。
TEMEDは、過硫酸アンモニウムまたはリボフラビンからのフリーラジカル生成を触媒するために使用される第3級アミンです。TEMEDで生じたフリーラジカルにより、化合物アクリルアミドとbis-アクリルアミドが重合し、ゲルマトリックスであるポリアクリルアミドが生成されます。TEMEDは遊離塩基の形でのみ機能するため、pHの低い条件下では重合が阻害されます,。
銀染色されたSDS PAGEのバックグラウンドの上昇に寄与するTEMEDの可能性が研究されています。TEMEDは、原子間力顕微鏡による研究のためのキャピラリーにおいて、ポリアクリルアミドなど軟質重合体のコーティングに使用されています。ゲルパッド内に固定化されたオリゴヌクレオチドおよびタンパク質を含むマイクロチップは、TEMEDを用いて調製されています。
等電点（pI）>12を有するタンパク質のキャピラリー等電点電気泳動は、TEMEDを使用することにより研究されています。TEMEDは、小さい有機分子のHPLCに使用されています。

数量

50 mLのアクリルアミドゲル溶液に、35μL使用することを推奨。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS02,GHS06,GHS05
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H225,H302,H314,H331
• 注意書き: P210 - P280 - P301 + P312 - P303 + P361 + P353 - P304 + P340 + P310 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 3 Inhalation - Acute Tox. 4 Oral - Eye Dam. 1 - Flam. Liq. 2 - Skin Corr. 1B
• 保管分類コード: 3 - Flammable liquids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): 61.7 °F - closed cup
• 引火点(℃): 16.5 °C - closed cup
• 個人用保護具 (PPE): Faceshields, Gloves, Goggles, type ABEK (EN14387) respirator filter