SMB00224

3,4-ジ-O-カフェオイルキナ酸

≥90% (LC/MS-ELSD)

• 別名: 3,4-DICQA, 3,4-Di-O-caffeoylquinate, 3,4-Dicaffeoylquinic acid, Isochlorogenate B, Isochlorogenic acid B
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₅H₂₄O₁₂
• CAS番号: 14534-61-3
• 分子量: 516.45
• MDL番号: MFCD22375481
• UNSPSCコード: 12352205
• PubChem Substance ID: 329824881
• NACRES: NA.25

特性

• アッセイ: ≥90% (LC/MS-ELSD)
• フォーム: solid
• アプリケーション: metabolomics; vitamins, nutraceuticals, and natural products
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: O[C@@H]1C[C@](O)(C[C@@H](OC(=O)\C=C\c2ccc(O)c(O)c2)[C@@H]1OC(=O)\C=C\c3ccc(O)c(O)c3)C(O)=O
• InChI: 1S/C25H24O12/c26-15-5-1-13(9-17(15)28)3-7-21(31)36-20-12-25(35,24(33)34)11-19(30)23(20)37-22(32)8-4-14-2-6-16(27)18(29)10-14/h1-10,19-20,23,26-30,35H,11-12H2,(H,33,34)/b7-3+,8-4+/t19-,20-,23-,25+/m1/s1
• InChI Key: UFCLZKMFXSILNL-PSEXTPKNSA-N

詳細

詳細

3,4-ジ-O-カフェオイルキナ酸(3,4-COQ)は、薬草であるYoungia japonicaの成分です。構造に、六環性のキナ酸に結合したカフェオイル部分を持っています。

アプリケーション

3,4-ジ-O-カフェオイルキナ酸は、以下で標準品として使用されています：

• ダイオードアレイ検出器を備えた高速液体クロマトグラフィーおよびエレクトロスプレーイオン化トリプル四重極質量分析(HPLC-DAD-ESI-QQQ-MS)を用いた、Artemisia frigida(Fringed sagewort)のカフェオイルキナ酸の定量
• ダイオードアレイ検出器を備えた高速液体クロマトグラフィー(HPLC-DAD)を用いたArtemisia種のフェノール化合物の定量
• A. nallamalayanaのメタノール葉抽出物の代謝プロファイリングと、高速液体クロマトグラフィー-紫外(HPLC-UV)分析を用いたフェノール酸の同定

生物化学的／生理学的作用

3,4-ジ-O-カフェオイルキナ酸は、3,5-ジカフェオイルキナ酸およびルテオリン-7-O-グルコシドとともに、薬草であるYoungia japonicaの成分です。抗ウイルス活性を持つことが知られており、3,5,-ジカフェオイルキナ酸とともに、呼吸器合胞体ウイルス(RSV)に対して活性を示します。3,4-COQは抗酸化作用を生じさせ、それによってin vitro網膜損傷に対する神経保護作用を媒介します。骨髄由来間葉系幹細胞(bmMSC)の酸化損傷に対する細胞保護効果も示します。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable