P4716

ペクチナーゼ from Aspergillus niger

BioReagent, suitable for plant cell culture, aqueous glycerol solution, ≥5 units/mg protein (Lowry)

• 別名: ポリ-(1,4-α-D-ガラクツロニド)グリカノヒドロラーゼ, ポリガラクツロナーゼ 溶液 from Aspergillus niger
• CAS番号: 9032-75-1
• Enzyme Commission number: 3.2.1.15 (BRENDA, IUBMB)
• EC Number: 232-885-6
• MDL番号: MFCD00131809
• UNSPSCコード: 12352204
• NACRES: NA.54

特性

• 由来生物: Aspergillus niger
• 品質水準: 200
• 製品種目: BioReagent
• 形状: aqueous glycerol solution
• 比活性: ≥5 units/mg protein (Lowry)
• 環境により配慮した代替製品の特徴: Waste Prevention; Design for Energy Efficiency; Learn more about the Principles of Green Chemistry.
• sustainability: Greener Alternative Product
• テクニック: cell culture | plant: suitable
• 環境により配慮した代替製品カテゴリ: , Enabling
• 保管温度: 2-8°C

詳細

詳細

メルクは、グリーン・ケミストリーの12原則の1つ以上に則った、より環境に配慮した製品（グリーン代替品）をお客様にお届けできるよう最善の努力をします。この製品は、セルロースを原料とするエタノール製造の研究に使用したときに、高いエネルギー効率および廃棄物削減効果が得られるように改良されています。詳細情報については、Biofilmesおよび Enzymes for Alternative Energy Researchの記事をご覧ください。

アプリケーション

Aspergillus niger由来のペクチナーゼは、次の用途で使用されています。

• プロトプラスト遊離のために。
• 酵素消化に用いるプロトプラスト酵素混合物に。
• 糖類の部分糖化を行うために。
• 植物組織への植物病原体の侵入、農産物の腐敗におけるその役割を研究するために使用されており、また食品加工および植物バイオテクノロジー分野のさまざまな用途で使用されています。

細胞小器官を分離する前に、細胞壁を消化し植物プロトプラストを形成するときに使用されます。

生物化学的／生理学的作用

Aspergillus nigerの選択株から産生されたペクチン分解酵素製剤：主にペクチントランスエリミナーゼ、ポリガラクツロナーゼ、ペクチンエステラーゼおよび少量のヘミセルラーゼとセルラーゼが含有されています。ペクチナーゼは、細胞壁の構成要素であるペクチンを加水分解します。これらは、メチルエステル化ペクチンや脱エステル化ペクチンを攻撃する場合があります。また、これはペクチナーゼ活性の供与源であり、セルラーゼ活性とヘミセルラーゼ活性も含まれています。ペクチナーゼは、ペクチンおよび他のガラクツロナンにおけるa-(1-4)-D-ガラクトースイズロン酸結合のランダムな加水分解を触媒します。

単位の定義

1ユニットは、pH 4.0、25°C、1分間で、1.0 μmolのガラクツロン酸をポリガラクツロ酸から遊離させる酵素量です。

物理的形状

40%グリセロ-ルで調製した溶液

その他情報

より詳細な情報につきましては、www.sigma-aldrich.com/enzymeexplorerのenzymes for complex carbohydrate analysisをご覧ください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H334
• 危険有害性の分類: Resp. Sens. 1
• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)