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Merck

P0065

Sigma-Aldrich

ホスホリパーゼD from Streptomyces chromofuscus

≥50,000 units/mL, buffered aqueous glycerol solution

別名:

ホスファチジルコリンホスファチドヒドロラーゼ, レシチナーゼD

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About This Item

CAS番号:
Enzyme Commission number:
EC Number:
MDL番号:
UNSPSCコード:
41106300
NACRES:
NA.77

形状

buffered aqueous glycerol solution

比活性

≥50,000 units/mL

分子量

~60 kDa

輸送温度

dry ice

保管温度

−70°C

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詳細

ホスホリパーゼD(ホスファチジルコリン-コリンヒドロラーゼ、EC 3.1.4.4)は、分子量が約50,000Daの広範に存在する酵素です。さまざまな植物組織、少数の微生物、および一部の哺乳類組織において発現されます。

アプリケーション

Streptomyces chromofuscus(ストレプトマイセス・クロモフュスカス)由来ホスホリパーゼDは、コリン含有リン脂質(PC)の切断に使用されてきました。

生物化学的/生理学的作用

ホスホリパーゼD(PLD)は、ホスファチジルコリン(PC)の加水分解を触媒して、ホスファチジル酸(PA)とコリンを生成します。PC-PLD活性は、ホルモン、サイトカイン、神経伝達物質、および増殖因子により制御されています。したがって、さまざまな細胞型におけるシグナル伝達に関与していると考えられています。PLDにより産生される3つの重要な脂質メッセンジャーは細胞のさまざまな重要プロセスにおいて不可欠な役割を担っており、これらの脂質は下流のトリグリセリドとリン脂質の合成系路においても重要な役割を果たします。PLDは、神経細胞および内分泌細胞におけるエキソサイトーシスに欠かせません。さらに、ファゴサイトーシスにおいても重要な役割を果たしています。
ホスホリパーゼDはスフィンゴミエリンやリゾリン脂質に作用します。ホスホリパーゼDはリン脂質やスフィンゴミエリンのリン酸結合を加水分解し、対応する構造のホスファチジン酸を生成します。

単位の定義

1ユニットは、pH 8.0、37°Cで1時間に1 μmolのコリンをL-α-ホスファチジルコリンから遊離させる量です。

物理的形状

100 mM Tris/HCl溶液(pH 8.0、10%グリセロール(v/v)、0.1% Triton X-100 (w/v)含有)。

ピクトグラム

Health hazard

シグナルワード

Danger

危険有害性情報

注意書き

危険有害性の分類

Resp. Sens. 1

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Gloves, type N95 (US)


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

P0065-BULK:
P0065-VAR:
P0065-25KU:


試験成績書(COA)

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Phospholipase D: a downstream effector of ARF in granulocytes.
Cockcroft S
Science, 263(5146), 523-526 (1994)
Lecithin: a by-product of biodiesel production and a source of choline for dairy cows
Italian Journal of Animal Science, 11:2 (2012)
Dynamics and function of phospholipase D and phosphatidic acid during phagocytosis.
Traffic, 7(3), 365-377 (2006)
Phospholipase D: enzymology, mechanisms of regulation, and function.
Exton JH
Physiological Reviews, 77(2), 303-320 (1997)
Purification of Streptomyces chromofuscus phospholipase D by hydrophobic affinity chromatography on palmitoyl cellulose.
Imamura S and Horiuti Y
Journal of Biochemistry, 85(1), 79-95 (1979)

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