コンテンツへスキップ
Merck

M5057

Sigma-Aldrich

MES ナトリウム塩

BioReagent, ≥99% (titration), crystalline

別名:

2-(N-モルホリノ)エタンスルホン酸 ナトリウム塩, 4-モルホリンエタンスルホン酸 ナトリウム塩

ログイン組織・契約価格を表示する


About This Item

実験式(ヒル表記法):
C6H12NNaO4S
CAS番号:
分子量:
217.22
Beilstein:
3765682
EC Number:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12161700
eCl@ss:
32129211
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.25

製品種目

BioReagent

品質水準

アッセイ

≥99% (titration)

形状

crystalline

pH

8.9-10.1 (1% in water)

有効pH範囲

5.5-6.7

pKa 

6.1

溶解性

water: 0.5 g/mL, clear, colorless

アプリケーション

diagnostic assay manufacturing

保管温度

room temp

SMILES記法

[Na+].[O-]S(=O)(=O)CCN1CCOCC1

InChI

1S/C6H13NO4S.Na/c8-12(9,10)6-3-7-1-4-11-5-2-7;/h1-6H2,(H,8,9,10);/q;+1/p-1

InChI Key

IRHWMYKYLWNHTL-UHFFFAOYSA-M

類似した製品をお探しですか? 訪問 製品比較ガイド

詳細

MESは、生物学的用途のために開発された、いわゆる「グッド」バッファーのひとつです。この製品は、微量イオンについて試験されています。MES遊離酸を使用したバッファーは、遊離酸を水酸化ナトリウムで所定のpH(pKa=±-1)まで滴定することで調製できます。または、MES遊離酸およびMESナトリウム塩の同モル溶液を混合して所定のpHとすることもできます。任意のpHのバッファーを調製するために、原液を用いた標準混合テーブルが発行されています。

アプリケーション

MES溶液は、次の用途で使用されています。
  • ゲノムDNAを含有する寒天プラグ溶融で所要の密度および伸長度を有するDNA繊維を得るため。
  • Balchホモジナイザーチャンバーを平衡させ、サンプルがホモジネーション前に加水分解されるのを防ぐため。

調製ノート

MES溶液は水溶性で、水50 mLに25 gを溶解することで透明無色の溶液となります(約2.3 M)。溶液のpHは、濃度により9~10の範囲となるはずです。溶液は2~8°Cで数ヵ月安定です。滅菌は、0.2 μmのフィルターによるろ過で行ってください。オートクレーブ処理はお勧めしません。バッファーをヌクレアーゼ不含とする必要がある場合には、まず水で処理し、オートクレーブ処理した後にバッファー剤を添加する方法が最適です。MES溶液をオートクレーブ処理すると、黄色に変色します(ただし、pH変化は測定されません)。この黄色の分解産物の組成は同定されていません。

その他情報

MESナトリウム塩製品を簡単に比較検討できるMESナトリウム塩規格表ご参照ください。

適切な製品が見つかりませんか。  

製品選択ツール.をお試しください

保管分類コード

13 - Non Combustible Solids

WGK

WGK 1

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Gloves, type N95 (US)


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

M5057-VAR:
M5057-BULK-PC:
M5057-25G:
M5057-10G:
M5057-100G:
M5057-BULK:


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

以前この製品を購入いただいたことがある場合

文書ライブラリで、最近購入した製品の文書を検索できます。

文書ライブラリにアクセスする

この製品を見ている人はこちらもチェック

Dawson, RMC et al.
Data for Biochemical Research, 410-410 (1987)
Good NE et al.
Biochemistry, 5, 467-477 (1966)
Lucia Falbo et al.
Nature communications, 11(1), 1345-1345 (2020-03-14)
In several metazoans, the number of active replication origins in embryonic nuclei is higher than in somatic ones, ensuring rapid genome duplication during synchronous embryonic cell divisions. High replication origin density can be restored by somatic nuclear reprogramming. However, mechanisms
Elisabet Fuguet et al.
Electrophoresis, 29(13), 2841-2851 (2008-06-12)
The performance of the most common and also some other less common CE buffers has been tested for the pKa determination of several types of compounds (pyridine, amines, and phenols). The selected buffers cover a pH ranging from 3.7 to
Cecilia Gelfi et al.
Electrophoresis, 23(10), 1517-1523 (2002-07-13)
A large number of point mutations in the p53 gene have been detected by capillary zone electrophoresis via single-strand conformation polymorphism (SSCP) analysis. A much improved detection sensitivity was obtained via the following modifications in running conditions: use of low-viscosity

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

製品に関するお問い合わせはこちら(テクニカルサービス)