L9043

リゾスタフィン Staphylococcus simulans由来

recombinant, expressed in E. coli, lyophilized powder

• 別名: グリシル-グリシンエンドペプチダーゼ
• CAS番号: 9011-93-2
• Enzyme Commission number: 3.4.24.75 (BRENDA, IUBMB)
• MDL番号: MFCD00131556
• UNSPSCコード: 12352204
• NACRES: NA.54

特性

• 由来生物: bacterial
• 品質水準: 200
• リコンビナント: expressed in E. coli
• アッセイ: ≥90% (HPLC)
• フォーム: lyophilized powder
• 比活性: ≥3000 unit/mg solid
• テクニック: molecular cloning: suitable
• 適合性: suitable for sequence analysis test
• アプリケーション: life science and biopharma
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C

詳細

詳細

亜鉛金属酵素であるリゾスタフィンは、主として酵素前駆体として分泌されます。抗ブドウ球菌剤として作用し、pH 4、5°Cできわめて安定です。

アプリケーション

Staphylococcus simulans由来リソスタフィンは、分子クローニング、配列決定、および 黄色ブドウ球菌のユニークな自己分解遺伝子であるlytMの発現を評価する研究で使用されています。 また、ペプチドグリカンヒドロラーゼ活性をコードする黄色ブドウ球菌 遺伝子の配列解析を調査する研究でも使用されています。

生物化学的／生理学的作用

Staphylococcus aureusを含むStaphylococcus属 に対して非常に特異的な溶解活性を持つタンパク質複合体。

Staphylococcus simulansにより発現されるメタロエンドペプチダーゼであるリソスタフィンの抗菌活性は、黄色ブドウ球菌の膜結合Trapタンパク質のC′ 末端に結合することにより強化されます 。

リゾスタフィンはStaphylococcus aureusに対する溶解作用を有しており、抗生物質抵抗性ブドウ球菌感染症の治療に使用されます。グリシルグリシンエンドペプチダーゼ、エンド-β-N-アセチルグルコサミダーゼ、N-アセチルムラミル-L-アラニンアミダーゼなどの酵素特性を有します。リゾスタフィンは、食品分野では保存剤として、臨床検査室では迅速なスクリーニングのために使用されます。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H334
• 注意書き: P261 - P284 - P501
• 危険有害性の分類: Resp. Sens. 1
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)