L5163

ラトランクリンA

from sea sponge, ≥85% (HPLC), waxy solid

• 別名: LAT-A, [1R-[1R*, 4Z, 8E, 10Z, 12S*, 15R*, 17R*(R*)]]-4-(17-ヒドロキシ-5,12-ジメチル-3-オキソ-2,16-ジオキサビシクロ[13.3.1]ノナデカ-4,8,10-トリエン-17-イル)-2-チアゾリジノン
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₂H₃₁NO₅S
• CAS番号: 76343-93-6
• 分子量: 421.55
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 329817620
• NACRES: NA.77

特性

• 由来生物: sea sponge
• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥85% (HPLC)
• フォーム: waxy solid
• 分子量: 421.6
• 溶解性: DMSO: soluble; ethanol: soluble
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: C[C@H]1CC[C@@H]2C[C@H](C[C@@](O)(O2)[C@@H]3CSC(=O)N3)OC(=O)C=C(C)CC\C=C\C=C1
• InChI: 1S/C22H31NO5S/c1-15-7-5-3-4-6-8-16(2)11-20(24)27-18-12-17(10-9-15)28-22(26,13-18)19-14-29-21(25)23-19/h3-5,7,11,15,17-19,26H,6,8-10,12-14H2,1-2H3,(H,23,25)/b4-3+,7-5-,16-11-/t15-,17-,18-,19+,22-/m1/s1
• InChI Key: DDVBPZROPPMBLW-IZGXTMSKSA-N

詳細

詳細

赤色の海綿（Latrunculia magnifica）から抽出した毒素である、ラトランクリンA。本化合物は、in vitroで純正アクチンの重合の形態学的変化に関与します。アクチンフィラメント伸長のため、ヌクレオチドのクレフトと結合し複合体を形成します。

アプリケーション

ラトランクリンAは、A549ヒト肺癌細胞におけるCAV9の内部移行のメカニズムを判定するためのA549細胞培地サプリメントとして使用されています。

生物化学的／生理学的作用

ラトランクリンAは、サイトカラシンとは異なるメカニズムでアクチン重合を阻害します。ラトランクリンAは、微小フィラメントを介したプロセスを阻害します。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)