コンテンツへスキップ
Merck
すべての画像(1)

Key Documents

安全性情報

L4040

Sigma-Aldrich

ラクトフェリン ヒト

recombinant, expressed in rice, Partially iron saturated, ≥90% (SDS-PAGE)

別名:

Growth-inhibiting protein 12, Lactotransferrin, Talalactoferrin

ログイン組織・契約価格を表示する


About This Item

MDL番号:
UNSPSCコード:
12352202
NACRES:
NA.61

由来生物

human

品質水準

リコンビナント

expressed in rice

アッセイ

≥70% protein basis (Bradford)
≥90% (SDS-PAGE)

形状

powder

テクニック

microbiological culture: suitable

溶解性

H2O: soluble 10 mg/mL

UniProtアクセッション番号

保管温度

2-8°C

遺伝子情報

human ... LTF(4057)

類似した製品をお探しですか? 訪問 製品比較ガイド

アプリケーション

ラクトフェリンは、鉄制限培地におけるStreptococcus mutans(ミュータンス菌)の増殖のために使用されました。ラクトフェリンが、in vitroで上皮細胞の接着を妨げるかどうかを検証するために使用されました また、急性肺炎における血中サイトカイン濃度の診断的価値を検証するためにも使用されました。

生物化学的/生理学的作用

ラクトフェリンは鉄結合タンパク質です。血漿中の鉄輸送タンパク質であるトランスフェリンと構造が類似していますが、鉄に対する親和性はラクトフェリンの方が顕著に高値です(250倍)。初乳に非常に多量に含まれるほか、涙液、唾液、粘膜分泌物や好中球の二次顆粒中にも存在することがあります。粘膜上皮および好中球によって産生され、炎症性刺激に応答してこれらの細胞から放出されます。鉄を封鎖する能力により細菌の成長を阻害し、またN末端を介してリポ多糖類と結合することで細菌細胞壁を透過性にします。ラクトフェリンはウイルスのエンベロープタンパク質に強く結合するためウイルス感染を阻害できます。結合ドメインをブロックし、細胞とウイルスの融合を防ぎます。ラクトフェリンは宿主の防御系を活性化すると考えられており、この作用の一部は好中球活性化因子であるインターロイキン-8の放出の促進によるものです。抗体およびインターロイキンの合成、リンパ球増殖、補体活性化にも関与していると考えられています。

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Gloves, type N95 (US)


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

L4040-25MG:
L4040-VAR:
L4040-5MG:
L4040-BULK:
L4040-100MG:


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

以前この製品を購入いただいたことがある場合

文書ライブラリで、最近購入した製品の文書を検索できます。

文書ライブラリにアクセスする

Qingsheng Kong et al.
Molecular and cellular biochemistry, 406(1-2), 293-299 (2015-05-20)
The metalloprotease lethal factor (LF) from Bacillus anthracis plays a vital role in anthrax toxin action, and thus becomes a target for anti-anthrax therapy. Following the guidelines based on existing metalloprotease inhibitors, we designed a 'first-generation' LF inhibitor R9LF-1. This
P Kragsbjerg et al.
Thorax, 50(12), 1253-1257 (1995-12-01)
The role of cytokines in the pathogenesis of pneumonia is still poorly understood. In a previous study the diagnostic value of measuring blood concentrations of interleukin 6 and interferon gamma was established. In the present study the value of blood
Snehal Kadam et al.
Biofilm, 3, 100047-100047 (2021-04-30)
Bacterial biofilms are a major cause of delayed wound healing. Consequently, the study of wound biofilms, particularly in host-relevant conditions, has gained importance. Most in vitro studies employ refined laboratory media to study biofilms, representing conditions that are not relevant
Zhongnan Xiao et al.
Redox biology, 50, 102256-102256 (2022-02-09)
Diabetic hyperglycemia aggravates the prognosis of intracerebral hemorrhagic stroke (ICH) in the clinic. In addition to hematoma expansion and increased inflammation, how diabetic hyperglycemia affects the outcomes of ICH is still unclear. We found that streptozotocin-induced diabetic hyperglycemia not only
Growth of Streptococcus mutans in an iron-limiting medium.
Grace A. Spatafora, Meagan W. Moore
Methods in Cell Science : An Official Journal of the Society for In Vitro Biology, 20, 217-221 (1998)

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

製品に関するお問い合わせはこちら(テクニカルサービス)