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Merck

E5411

Sigma-Aldrich

Enniatin B

from Gnomonia errabunda, ≥95% (HPLC)

別名:

N-メチルシクロ(L-Val-D-Hmb-N-メチル-L-Val-D-Hmb-N-メチル-L-Val-D-Hmb-);(3S,6R,9S,12R,15S,18R)-3,6,9,12,15,18-ヘキサイソプロピル-4,10,16-トリメチル-1,7,13-トリオキサ-4,10,16-トリアザシクロオクタデカン-2,5,8,11,14,17-ヘキサオン

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About This Item

実験式(ヒル表記法):
C33H57N3O9
CAS番号:
分子量:
639.82
UNSPSCコード:
12352200
NACRES:
NA.77

由来生物

Gnomonia errabunda

品質水準

アッセイ

≥95% (HPLC)

溶解性

DMSO: 10 mg/mL
ethanol: 10 mg/mL
methanol: 10 mg/mL

保管温度

−20°C

InChI

1S/C33H57N3O9/c1-16(2)22-31(40)43-26(20(9)10)29(38)35(14)24(18(5)6)33(42)45-27(21(11)12)30(39)36(15)23(17(3)4)32(41)44-25(19(7)8)28(37)34(22)13/h16-27H,1-15H3/t22-,23-,24-,25+,26+,27+/m0/s1

InChI Key

MIZMDSVSLSIMSC-VYLWARHZSA-N

生物化学的/生理学的作用

エンニアチン類は、Gnomonia errabundaおよびいくつかのフサリウム(Fusaria)種によって産生されるシクロヘキサデプシペプチドマイコトキシンのグループで、植物毒性、抗菌性、殺虫性活性があります。エンニアチン類は、細胞膜に取り込まれ、二量体構造を形成し、膜(特にミトコンドリア膜)を横断して一価のイオンを輸送することによって、イオン透過孔として機能し、酸化的リン酸化の脱共役に影響します。エンニアチン類はヒト癌細胞に対して細胞毒性作用を有することが示されています。さらに、H4IIE肝細胞癌細胞をエンニアチン類とともにインキュベートすると、ERK(p44/p42)のリン酸化の低下が強くみられました。エンニアチンBおよびB1は、出芽酵母(Saccharomyces cerevisiae)由来の多剤耐性輸送体Pdr5pを阻害することから、薬物耐性患者の場合に有益である可能性が示唆されています。

ピクトグラム

Skull and crossbones

シグナルワード

Danger

危険有害性情報

危険有害性の分類

Acute Tox. 3 Dermal - Acute Tox. 3 Inhalation - Acute Tox. 3 Oral

保管分類コード

6.1C - Combustible acute toxic Cat.3 / toxic compounds or compounds which causing chronic effects

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

E5411-VAR:
E5411-BULK:
E5411-1MG:
E5411-1MG-PW:


試験成績書(COA)

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