D0156

デオキシニバレノール

• 別名: 3α,7α,15-トリヒドロキシ-12,13-エポキシトリコテカ-9-エン-8-オン, ボミトキシン
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₅H₂₀O₆
• CAS番号: 51481-10-8
• 分子量: 296.32
• MDL番号: MFCD09039270
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 24893213
• NACRES: NA.77

特性

• 形状: powder
• 品質水準: 300
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: [H][C@]12O[C@]3([H])[C@H](O)C[C@@](C)([C@]34CO4)[C@@]1(CO)[C@H](O)C(=O)C(C)=C2
• InChI: 1S/C15H20O6/c1-7-3-9-14(5-16,11(19)10(7)18)13(2)4-8(17)12(21-9)15(13)6-20-15/h3,8-9,11-12,16-17,19H,4-6H2,1-2H3/t8-,9-,11-,12-,13-,14-,15+/m1/s1
• InChI Key: LINOMUASTDIRTM-QGRHZQQGSA-N

詳細

詳細

デオキシニバレノール（DON）は、Fusarium graminearum や Fusarium culmorumに含まれる天然マイコトキシンです。マイコトキシンのB-トリコテセンファミリーに属しています。

アプリケーション

デオキシニバレノールは、次のように使用されています：

• ブタ空腸上皮細胞において細胞毒性を誘発し、宿主細胞の細胞生存率に対するSaccharomyces cerevisiae の保護作用を調べるためのマイコトキシンとして。
• 宿主保護に対するプロバイオティクス（Lactobacillus rhamnosus GG (LGG)または Lactobacillus acidophilus (LA)）補給の効果を調べるためにヌードマウスにおいて毒性を誘発するため
• 細胞を用いるルシフェラーゼレポーター遺伝子（CALUX）アッセイにおける甲状腺ホルモン受容体（TRβ）拮抗薬として

生物化学的／生理学的作用

デオキシニバレノール（DON）は、翻訳のプロセスを阻害することで、DNAとRNAの合成を遮断します。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS06
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H300
• 注意書き: P264 - P270 - P301 + P310 - P405 - P501
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 2 Oral
• 保管分類コード: 6.1A - Combustible acute toxic Cat. 1 and 2 / very toxic hazardous materials
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type P2 (EN 143) respirator cartridges