B2515

L-ブチオニン-スルホキシミン

≥97% (TLC)

• 別名: L-BSO
• 実験式（ヒル表記法）: C₈H₁₈N₂O₃S
• CAS番号: 83730-53-4
• 分子量: 222.31
• Beilstein: 2367136
• MDL番号: MFCD00067000
• UNSPSCコード: 12352202
• PubChem Substance ID: 24278263
• NACRES: NA.77

特性

• 由来生物: synthetic (organic)
• アッセイ: ≥97% (TLC)
• フォーム: powder
• mp: 224-226 °C
• 溶解性: water: 50 mg/mL, clear to slightly hazy, colorless to faintly yellow
• 輸送温度: wet ice
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: CCCCS(=N)(=O)CC[C@H](N)C(O)=O
• InChI: 1S/C8H18N2O3S/c1-2-3-5-14(10,13)6-4-7(9)8(11)12/h7,10H,2-6,9H2,1H3,(H,11,12)/t7-,14?/m0/s1
• InChI Key: KJQFBVYMGADDTQ-CVSPRKDYSA-N
• 遺伝子情報: human ... GCLC(2729) , GCLM(2730)

詳細

アプリケーション

L-ブチオニン-スルホキシイミンは、次の用途で使用されています：

• ラットアポトーシス細胞におけるフェロトーシスの誘導の選択的活性化因子として
• ライコムギおよびオオムギにおける小胞子胚発生（ME）誘発の能力と有効性に対するその効果を調べるためのγ-グルタミルシステイン合成酵素の阻害剤として
• マウス肺胞マクロファージにおけるオーラノフィン（AFN）が媒介するインターロイキン-1β 発現に対するその効果を調べるためのグルタチオン合成阻害剤として

実験的にグルタチオン欠損を誘導し、細胞内プロセスにおけるグルタチオンの役割を検討するために用いられます。

生物化学的／生理学的作用

グルタチオン生合成の重要な酵素であるγ-グルタミルシステインシンテターゼを阻害することにより、化学療法に対する細胞の抵抗性を抑止します。実験的グルタチオン欠乏症を誘発して細胞プロセスにおけるグルタチオンの役割を調べるために使用されます。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)